秋田駒ケ岳縦走路に咲く花々(NO1)
2004/07/11

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ヤマブキショウマ ウラジロヨウラク チングルマ
駒ケ岳8合目駐車場から笹森山山頂までに見られる花。この付近では、ウラジロヨウラクの花がたくさん目についた。チングルマは群生して咲くので見事だが、すでに終わりかけていて、綿毛になっているものが多かった。
ハクサンボウフウ イワイチョウ トウゲブキ ベニバナイチヤクソウ
ハクサンボウフウはシラネニンジンとよく似た花だが、葉っぱの形が違うので見分けられる。イワイチョウは高山の湿生植物だが、今回の縦走路登山道ではよく咲いていた。ベニバナイチヤクソウはそんなに見掛ける花ではない。
イワカガミ タニウツギ ムシトリスミレ
相変わらず可憐で美しいイワカガミ。好きな花の一つである。タニウツギはもっと低いところで見かける花だが、笹森山に登る途中の登山道で出会った。ムシトリスミレは笹森山山頂直下の登山道で。駒ケ岳周辺ではよく見る花だが、今回はここだけで見つけることができた。
ハクサンシャクナゲ ミヤマホツツジ マルバシモツケ
笹森山山頂はハクサンシャクナゲが一面に咲いていた。ハクサンシャクナゲほど写真撮影の難しい花はない。いつも白とびした写真になってしまう。おもしろい花の形をしているミヤマホツツジは今回が初見である。マルバシモツケは雨に濡れ、花がペシャッとした感じになっていた。どちらも笊森山山頂手前で撮影した。
コバノイチヤクソウ アカモノ(イワハゼ) ヨツバヒヨドリ
コバノイチヤクソウは笊森山山頂付近で撮影。最近発行されている秋田駒ケ岳の本には同じ種類のカラフトイチヤクソウが紹介されているが、区別はよくわからない。ここではコバノイチヤクソウとしておく。アカモノは笹森山山頂分岐付近に咲いていた。いつ見ても可憐で美しい花である。ヨツバヒヨドリは時期が早すぎたようで、まだ蕾だったが、蕾でもピンク色に染まっていて結構美しい。
ネバリノギラン エゾシオガマ ニッコウキスゲ ハクサンチドリ
ニッコウキスゲは男岳周辺や新道方面で群生しているが、今回の縦走路でも結構咲いていた。エゾシオガマやネバリノギランは笊森山周辺で撮影したものである。ハクサンチドリは8合目駐車場付近にも咲いているが、これは笹森山頂上付近で撮影した。