秋田駒ケ岳秋景

2011年10月9日
 秋田駒ケ岳秋景1 -新道コース〜男女岳-
 10月3連休の中日、良く晴れた一日、秋田駒ケ岳を訪れた。秋田駒ケ岳といえば、高山植物の宝庫として知られた場所。花の時期が終わったこの季節なら空いているだろうとの思惑は見事にはずれ、八合目登山口行き定期バスの発着所、アルパ駒草の駐車場は花の最盛期よりも混雑していた。臨時バスも出すほどの盛況ぶりで、さすが秋田駒ケ岳の実力はすごいものだと実感した。・・・続きを見る
 秋田駒ケ岳秋景2 -横岳〜大焼砂-
 阿弥陀池から横岳に向かう。途中、阿弥陀池、避難小屋、男女(おなめ)岳が綺麗に見える場所がある。まるで、箱庭のような風景だ。先ほど、男女岳に登ったときは、ガスがかかってまったく周りの風景画見えなかったのに、今は綺麗に晴れ上がっている。本当に、山の天気は移ろいやすい。避難小屋のトイレのある棟の屋根に、太陽光パネルが設置されているのが今様である。・・・続きを見る

 秋田駒ケ岳秋景3 -馬場ノ小路-
 大焼砂から馬場ノ小路に入る。ここは、最盛期にはチングルマやヒナザクラの群生で、湿原全体がお花畑になるところで、別名ムーミン谷とも呼ばれているが、今は紅葉が見頃となっていた。・・・続きを見る

 秋田駒ケ岳秋景4 -男岳山頂-
 馬場ノ小路から男岳(おだけ)に登る急坂は、途中で一休みでもしないと、とても登りきれるものではない。しかも、一休みすることによって、まるい噴火口が特徴的な小岳と、それを取り巻く馬場ノ小路の木道の、牧歌的な風景を楽しむことができる。また、この急坂は、6月頃には青紫色の大輪が特徴のシラネアオイが沢山咲いている場所でもある。・・・続きを見る
 秋田駒ケ岳秋景5 -女岳-
 今から40年ほど前、1970年から1971年にかけて噴火した女岳(めだけ)だが、この日よく見ると山頂付近の3箇所から水蒸気が出ているではないか。先月は水蒸気が200メートルも噴出したという。3月11日の東日本大震災の影響で、火山活動が活発化するのでは、という報道もあったが、もしかしたら噴火の前兆か?その後、専門家による調査が行われたが、噴火の兆しは今のところないらしい。しかし、いつ噴火してもおかしくない山なので、十分注意が必要だ。・・・続きを見る
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