カタクリ群生の郷(西木村)

2002年4月20日
 毎年恒例となっている,ホームページ仲間の角館花見オフが今年は4月20日に行われることになった。西木村のカタクリも今がちょうど見頃だという。RUMIKOも運転免許を取ったことだし,今年は車で出掛けて,カタクリと桜を両方楽しもうと考えた。果たして,西木村のカタクリは可憐な姿を我々に見せてくれた。

※写真をクリックすると大きな写真が楽しめます。

 カタクリの花言葉は「初恋」。うつむき加減に下を向いて咲く小さな花は,まるで恥らう少女のようである。この花が咲くと,雪深かった山麓の村にも春がやってくる。
 ここ,秋田県西木村の八津・鎌足地区はカタクリの群生地として知られ,山の斜面一面に紫色のカタクリの花が咲く様は見事というほかない。その面積およそ20ha。カタクリの群生は,クリの木の剪定や伐採などの管理が重要で,徹底した肥培管理による堆肥が群生に適した栄養になっているとのこと。綺麗なカタクリの群生も,その裏には関係者の努力があるのだ。
 この日のカタクリは,数日前に降った強い雨のため,葉が倒され形が崩れてしまったそうだ。見頃を迎える前の風雨はカタクリの花には大敵のようである。それでも,このように咲きそろった姿は見るものを圧倒するほど美しい。
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