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■ 刺巻湿原の水芭蕉
仙北市田沢湖の刺巻湿原は、国道46号沿いにある水芭蕉の群落地である。水芭蕉といえば、一般的には山の奥深くにある花だが、ここのように、国道からも新幹線が通る鉄道からも近い場所にあるのは、とても珍しいことである。交通の便がよいだけあって、ここには例年多くの観光客が訪れるが、今年は震災の影響か、比較的少なかったようだ。ゆっくりと花を愛でるには好都合だったが、人が少ないのも寂しいものがある。・・・続きを見る
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■ 西木のカタクリ
仙北市西木町のカタクリ群生の郷は、約20ヘクタールの栗園のなかに広がる日本一のカタクリ群生地である。群生地が広いので、園内を車で周ることもできるが、隅々までゆっくりとカタクリを堪能するなら、内陸線を利用するか、内陸線八津駅前にあるカタクリ館の駐車場に車を置いて、歩いて周るのがよい・・・続きを見る |
■ 角館の桜1
5月6日、連休のはざまの平日、休暇をいただいて角館に花見に出掛けた。前日の弘前に続いて、東北の桜の名所2ヵ所を相次いで巡る贅沢を味わうことに相成った。今年は、桜の開花が遅れ、角館も連休の後半になってやっと開花したほどだった。開花が遅れれば遅れるほど、見頃の期間が短くなってしまう。桜というのは厄介な花である。・・・続きを見る |
■ 角館の桜2
国の天然記念物に指定されている武家屋敷通りのシダレザクラと、国の名勝に指定されている檜木内川堤のソメイヨシノの桜並木。どちらか一つでも十分に桜の名所になりうるのに、その二つを同時に鑑賞できるというところが角館の魅力である。いつもの年なら、土手下はビニールシートを広げた花見客の宴会で一杯になっているところだが、今年はそんな客はまったくいなかった。これも大震災による自粛の影響?・・・続きを見る
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