中島台の森と獅子が鼻湿原、そして元滝の流れ

2010年6月6日
 ニンフ(森の妖精)の腰掛
 鳥海山麓の中島台レクレーションの森は、奇形巨木ブナの森として知られる。数ある巨木ブナの中でも、その木にニックネームが付けられているのが、日本の巨木百選に選ばれている「あがりこ大王」と、この「ニンフ(森の妖精)の腰掛」である。・・・続きを見る

 あがりこ大王
 中島台の森の主ともいえる存在が、この「あがりこ大王」で、日本の巨木百選にも選ばれている。幹周りの太さといい、ゴツゴツとした異様な幹の表情といい、森の巨木群の中でも、この木の存在感は他を圧倒している。やはり、中島台に来て、この木を見ないわけにはいかないのだ。・・・続きを見る

 獅子が鼻湿原
 奇形ブナの森と並んで、中島台のもう一つの顔が、獅子が鼻湿原である。ここは、鳥海マリモと呼ばれる貴重なコケがつとに有名だが、今の時期は枯葉に覆いかぶされ、あまりキレイに見えなかった。鳥海マリモを見るなら、前の年の枯葉がすっかりと洗い流された夏から秋にかけての頃がいいだろう。・・・続きを見る

 鳥海山伏流水元滝の流れ
 中島台に行ったのなら、ついでに鳥海山の伏流水が滝となって流れ落ちる「元滝」にも是非寄りたいところだ。中島台からなら車で鳥海山ブルーライン方面に向かって10分ほどのところにある。環境省が平成の名水百選に「獅子が鼻湿原」と「元滝」の2ヶ所を秋田県から選んだのは、ある面当然かなと思う。秋田には、他にも名水と呼ばれる場所は沢山あるが、この二つは他のどの場所と比較しても引けを取らない。苔むした岩肌を流れるこの滝の美しさは、例えようもない。・・・続きを見る

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