12月6日 (水)  友達の死

昨日の朝,RUMIKOから聞かされたのが,Fさんの奥さんが亡くなったという報せ。これには真底驚いた。全く予期していない,突然の訃報で,はっきり言って言葉もなかった。

Fさんと出会ったのは,今から20年近くも前のこと,湯沢でのことだった。ボクがRUMIKOと結婚して,湯沢の公舎に入ったとき,彼は独身で同じ世帯公舎に入っていた。1年後,彼も結婚した。同じ公舎で,年も近い若い夫婦同士ということで,どちらかというとRUMIKOとFさんの奥さん同士が仲良くなっていった。その年に,我が家に子どもが生まれ,半年後にFさんに子どもが生まれた。女の子同士で同じ学年だったこともあって,その後は家族ぐるみの付き合いとなった。湯沢から転勤した後も,ずっと同じ秋田市内の公舎に住んでいた。

一時,我が家が大館に住んで居た時期は離れていたが,秋田に戻ってからは,子どもが互いにバスケをやっていたこともあって,中学校は違っても大会となると顔を合わせていた。今年,我が家の娘とFさんの子どもが揃って,同じ高校に入学して,バスケットボール部に入った。子どもたちも幼なじみだったため,すぐに打ち解けていたようだった。

先日も,Fさんの娘さんを車に乗せて,学校から自宅まで送っていったとき,「お母さんたら,一人でスマップのコンサートに行くんだって。ひどいと思わない」と話していたことが思い出される。日曜日にも,中央地区の新人戦の応援に顔を見せていたという。その翌日の突然死。致死性不整脈だという。41歳のあまりに早すぎる死である。哀しすぎて言葉もない。