6月10日 (日)  雨模様

やりきれない事件が起こってしまいました。日本の安全神話は,もう完全に失われてしまいましたね。事件がどんどん凶悪化していく。もう学校も警備をきっちりしないと。子どもたちは無防備なんだから。なんか嫌な世の中ですね。でも,世界ではこれが当たり前のことなのだから,日本だけが例外というわけにはいかなかったということでしょう。

ここ,2日ばかり,高橋克彦の「火怨」を読みました。上下2冊でおよそ900ページを一気読み。いや〜,面白かった。三国志を読むような楽しさでした。そして最後は泣いちゃった。どうも涙もろくていけない。でも久しぶりに本を読んで感動したような気がします。わらび座で,この「火怨」を劇にした「アテルイ」を8月から上演するというので,是非見に行かなければ。