11月10日 (日)  コミュニティ・ビジネス

昨日、本荘で行われたフォーラムに参加して、3人の講演を聞いた。中でも興味深かったのが、岩手県立大学の山田晴義教授の「コミュニティ・ビジネス」の話。少なくとも地域の雇用ということを考えた場合、これって結構使えるなと思った。しかも、地域に根ざした課題解決から生まれた事業であるというのがいい。儲けようという発想から抜け出して、地域の役にたつという視点。NPOにも相通じるものがあるし、根っこの部分では多分一緒だと思うけれど、民間企業でもやれることを、収益を目指さず、公益(地域の利益)を目指すという点に多少の違いがあるのかもしれない。

今、北東北3県の県職員を中心とした仲間で、めぐみネットというグループを作って、定期的に集まっては大学の先生や首長の講話を聞いたり、わいわい酒を飲んだりしているが、それだけに留まることなく、コミュニティ・ビジネスといった視点から何か仕掛けられないものかと今ふと考えている。