2月5日 (火)  男女共同参画

男女共同参画社会を進めるため、県の審議会に女性委員の登用を進めている。これはよくわかる。そして、その目標数値も総合計画で定めている。これも、まあ努力目標として理解できる。その目標数値が14年度で女性登用率25%なのだが、全ての審議会でこの目標を達成しなければならないと、男女共同参画室はしゃかりきになっている。これは、少しばかり疑問である。男女比率が半々なのだから、究極の目標は50%なのだろうが、全ての審議会が一律に同じ比率でなければならないというのは、あまりに窮屈な考えではないか。審議会は多様な意見を聞く場であって、そこで県の政策を決定する訳ではない。政策の決定はあくまで県である。だから、幅広い意見が出される前提として、性別はもちろんだが、職業や年齢、活動分野、地域など様々な基準で委員は選択されるべきである。もちろん公募委員を募って、住民参画を積極的に進めることも、男女共同参画と同様に重要なことである。僕なんかは、性別よりも年齢階層により大きな考え方の隔たりがあるように思うのだが、いかがなものだろう。今日、男女共同参画室のヒアリングを受けてそう感じた。

昨日の歩数:7408歩
今日の歩数:7753歩