10月22日 (水)  続・ハンガリー学術交流団

10月12日(日)、ハンガリー学術交流団を迎えに東京へ。品川プリンスホテルで、ハンガリー大使館の人と待ち合わせ。一緒に来ていたブダペスト経済工科大学の人と打ち合わせ、切符の手配のあと、一緒に夕食。食事をした品川駅東口の変わりように驚く。いつのまにか超近代的なビルが立並ぶ一帯に様変わりしていた。これも、新幹線駅効果か。

10月13日(月)、世間一般は体育の日で休み。宿泊先の上野のホテルから三田のハンガリー大使館へ向かう。待ち合わせの8時30分に一人が遅れ、結局その人を置いて大使館のワンボックスカーで成田空港へ向かう。乗り遅れた一人は、東京駅から直接成田エキスプレスで成田へ向かった。成田空港までの高速を、大使館の運転手は飛ばす、とばす。大使館特権でスピード違反も見逃してくれるのだろうか。成田空港の検問は、トランクチェックを受けている他の車をよそ目にスルーパスだった。さすが大使館。この車の中だけは治外法権なのだと実感する。
 午前中に、ハンガリー教育省の人が到着。今日は3便に分かれて成田に着くというスケジュールで、出迎えの方も一日成田に釘付けとなる。ただし、次の午後便が3時近い到着とあって間があったので、一人到着したハンガリアンを連れて、佐倉の国立歴史民族博物館へ行った。最初の陳列物が、偽造された考古学埋蔵物だったというのには唖然とさせられたが、とにかくすごい広さの博物館で見ごたえたっぷり。その後、成田空港へ戻って、午後3時、4時着の航空便をまつ。国際便は関税があるので、到着してからロビーに出てくるまで1時間くらい待たされる。3時便で到着した一行を見逃してしまうというハプニングもあったが、どうにかこうにか8人を拾いあげて、大使館の人も含めたハンガリー学術交流団御一行様9人を引き連れて、成田から東京、そして秋田へと向かった。秋田着が午前0時。タクシーに分乗させてキャッスルホテルへ。無事チェックインを済ませて、家路に着いたのは午前1時だった。なんとも長い2日間だった。このあと、ハンガリー御一行さまは秋田に1週間滞在するのだが、その模様はまたあとで。