10月28日 (火)  続々・ハンガリー学術交流団

もうすっかり過去の話になってしまいましたが。

10月14日(火)、ハンガリー学術交流団御一行は、知事表敬訪問のあと、市内の研究所、大学等を見学のあと、夜は副知事歓迎レセプション。私はといえば、17日開催予定のハンガリー科学技術シンポジウムの準備。プレゼン資料をやっと今日もらう。ただし、まだ一人未完成で、今晩ホテルで仕上げるのだという。オイオイ、ホントに大丈夫。パソコンとの相性も確認し、一応コピーをとって現物はハンガリー研究者へ返し、コピーを高度技術研究所へ持っていく。

10月15日(水)、ハンガリー学術交流団御一行は、それぞれ専門の研究交流先へと分かれる。私はといえば、衛生科学研究所で研究評価のヒアリングを1日かけて行う。夜はハンガリーのことは一時忘れて、高校同期によるS技監の歓迎会へ出席。めずらしく4次会まで出席した。帰宅時間は何時だったろうか。

10月16日(木)、強度の二日酔いと戦いながら、1日職場の中に居て明日のシンポジウムの準備に明け暮れる。何とかシンポジウムのプログラムと対訳抄録集を夜10時過ぎまで掛けて仕上げる。いよいよ明日はシンポジウム。準備は万端。果たしてどれだけの人が集まってくれるか。成功はその一点にかかっている。

10月17日(金)、今日はメインイベントのハンガリー科学技術シンポジウム。会場は高度技術研究所。英語による発表で同時通訳は行わないというアナウンスのせいか、マスコミは一人も来なかった。これは結構淋しかった。文書による案内だけではなく、知っている連中に声をかけるべきだったか。でも、会場にはそこそこ人が集まってくれた。100部用意したプログラム&対訳抄録集も足りなくなって、増刷したほど。質問も結構出てよかった。日本語による質問を想定して、通訳も用意したのだが、質問はすべて英語で行われたため、通訳の出番はなかった。そもそも英語で行われるプレゼンテーションに対して質問できるということは、その内容を分かっているということだから、英語ができて当然といえば当然のことなのだが。この世界、完全に英語が出来なければ話にならないことを痛感した。シンポジウムは無事終了し、御一行様はハンガリー友好協会主催のワインパーティへ。私は、それは遠慮して、久しぶりに早く帰宅した。

ハンガリーの話はまだ続くのだが、それはまた次回へ。