6月6日 (日)  外泊許可

父が脳梗塞で脳血管研究センター病院に入院してから2ヶ月近くが経とうとしています。入院して間もないころは、担当の医師から脳の血管がボロボロになっているので、何時どうなるかわからないとまで言われて、直前に控えていたチュニジア出張にも行けるかどうかという状況でした。それが順調に快復し、しばらくの間はチューブで直接胃に流し込む流動食だった食事も普通に食べられるようになり、歩行の方も杖を付きながらも何とか歩けるようになったので、やっと病院から外泊許可が下り、自宅に一泊して先ほど病院に戻りました。

昨日は、病院から自宅に帰る前に床屋さんに真っ直ぐ寄ったのですが、父が外泊して一番したかったのが散髪だったというから、オシャレな父を端的に表しています。家に戻ってからも、気になっていた庭のサツキや植木の世話、鯉がいる池の掃除など、テキパキと母に指示を出しながら進めてました。また、自宅に戻ったことがよほど嬉しかったのでしょう、近所の知人にも電話を掛けて家に呼んだりもしてました。

自宅での父は入院前とほとんど変わらない元気ぶりで我々家族を安心させてくれたのですが、父も78歳ですから何時倒れてもおかしくないという覚悟だけは必要だと思います。でも早く退院して、どっしりとした姿で、家に居て欲しいものです。