Diary 2001. 9
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9月12日 (水)  テロ勃発

まるで絵空事のようで,現実味がない。でも,本当に起こったことなんだ。乗客が乗っている飛行機を乗っ取って,飛行機ごとビルに突っ込むなんて,戦争でだってありえないこと。それが現実に起こるなんて。しかも同時多発的に。

誰がやったのか。何のために。カミカゼ特攻隊は日本軍隊の特許権かと思いきや,それ以上のことをやる人間がいるんですね。狂気の世界です。もう,これ以上言葉になりません。


9月11日 (火)  台風15号

今年2度目の台風上陸で,また日本列島に大きな被害をもたらした。今回の台風は風よりも雨台風だったようで,降雨による土砂崩れなどの被害が大きかった。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに,被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

ところで,秋田では今回もまた,猛暑という副産物はあったものの,台風が来たのすらわからないほどあっけなく終わってしまった。そういう面から言えば秋田は恵まれた土地柄なのかもしれない。しかし,世の中と言うものはうまく出来たもので,その分,冬になると大雪の被害が起こったりするから油断はできない。

天気だけは,どんなに科学万能の世の中になっても,人間の叡智では制御できない分野で,生命を作り出すことより難しいものらしい。天気が制御できたらどんなに素晴らしいことかと思うのだが,そんなことは所詮夢物語にすぎないのだろうか。


9月10日 (月)  中学生手錠監禁事件

手錠で監禁され高速道に放り出された中学生殺人事件の犯人が逮捕された。犯人は中学校の教師だという。この事件の特徴は,第一が被害者の中学生が,12歳という年齢で,携帯からテレクラのツーショットダイヤルに電話して男と会うという大胆奔放さ。そして加害者が中学校の教師で,自分の教え子と変わらないほんの子供に対して,そういう性的な錯綜した欲望を感じてしまうという病的な社会。どちらをみても異常な社会である。

もちろん犯人は許せない。こういう教師に子供が教えられていると思うとぞっとする。しかし,この事件の特異性は,被害者の中学生の行動にある。中学1年生と言えばまだほんの子供である。そういう子供がこんな行動をとるなんて一昔前までは考えられなかった。はっきり言って驚愕すべき出来事だ。

今日のニュースで,被害者の父親が,犯人の勤務する中学校の校長に向かって猛烈な勢いで抗議していたが,この場合,果たしてこの校長と父親のどちらの責任が大きいのだろう。ボクは,父親の方がはるかに重い責任があると思う。確かに犯人は悪い。許せない。しかし,もう30過ぎの大人だし,その私的生活面に関する監督責任は,校長にはほとんどないと思う。しかし,この被害者となった子供の行為については,親の責任は相当あるのではないだろうか。こんなことを言うと,被害者の家族に鞭打つようで申し訳ないと思うのだが,今日の猛烈な抗議を見てそう思った。


9月1日 (土)  9月の空

昨日,帰り間際になって,突然由利農林のS君が職場にやってきた。班長研修のため自治研に行っていたのだそうだ。彼が言うには,A新聞社のT記者と飲む予定だから,一緒にどうかという。彼(S君)とは先週も飲んだばかりなのだが,T記者が同席するという誘いに,思わず乗っかってしまった。Tさんはつい最近取材を受けて話したばかりで,とてもさっぱりとした性格の女性で,とても好印象を持っていた。学術振興課のN氏も同席し,4人でに飲むことにした。とても楽しい飲み会だったが,ついつい飲みすぎてしまい,今日は重度の二日酔い。

今日は,入院していた祖母のところへ見舞いに行く予定にしていたのだが,急遽今日の午前中に退院するのだそうだ。今週火曜日に全身麻酔で手術したばかりだというのに,随分と早い退院だ。そこで,退院後の実家に見舞いに行った。いつもの元気な姿は影をひそめ,すっかり弱ってしまったようだ。90歳の高齢で手術したばかりなのだから無理もないのだが,何となく心配になった。実家は両親と祖母の3人暮らし。父も冬から春にかけて腰を悪くし,半分寝たきり状態だった。そろそろ実家に入るべきときが迫ってきたようだ。


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