Diary 2004. 6
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6月30日 (水)  血糖値

先週の土曜日、成人病医療センターに3か月ごとの定期検診に行ったら、血糖値HG-A1cの値が悪くなっていると指摘された。次回(3か月後)の検査数値が悪ければ、毎月検診に変えるからそのつもりで、と担当医におどされてしまった。結構歩いているし、体重の変化もないのになぜ数値が上がるんだろう。とりあえず、自宅での日本酒は控えることにして、焼酎を買ってきた。でも焼酎よりは日本酒の方が旨いよなぁ。


6月22日 (火)  有機EL

有機ELってご存知ですか。次世代のディスプレイとして有力視されている発光素子なんですが。今日、有機EL研究の第一人者である山形大学の城戸教授の講演を聞いてきました。

今、ディスプレイの中心は液晶やプラズマですが(我が家のテレビはいまだにブラウン管)、いずれは有機ELにすべて置き換わるだろうと言われています。とにかく薄い。1mm前後、いやもっともっと薄くなるという素材で、ほとんど紙と同じ薄さのディスプレイが可能なんだそうですね。すでに携帯の背面ディスプレイとしては実用化され、東北パイオニアで量産されているそうですが、今後の課題はテレビのような大画面に応用できるかということ。セイコーエプソンは40インチディスプレイの実用化に向けた研究が今まさに進められているというから、夢は目の前にあるのです。

しかも発光素子なので照明器具としても、今の白熱灯や蛍光灯に代わる素材として研究が進められているそうです。新たな発光素子としては無機物のLED(発光ダイオード)が注目を浴び、信号など色々なところで使われ始めてますが、輝度から考えて近い将来は有機ELに取って替わられるだろうという話です。

とにかく夢のような素材で、しかもその研究の中心が東北の米沢にあるというのがすごいですね。今、国や山形県でもビッグプロジェクトを組んで、有機ELのいち早い産業化に向けた支援を行っていますが、隣県でこんなすごいことが行われているのに、果たして秋田県はこのままでいいのかという思いを強くした一日でした。


6月21日 (月)  台風6号

午後9時現在。窓の外は、雨、風が強く、唸り声をあげている。今日の秋田はその台風の影響でとても暑かったらしい。何でも33度まで気温が上がったそうだ。「らしい」なんて他人事のように話すのは、今日初めて県庁に冷房が入ったから。昼休みに外へ食事に出た人から、外はまるで蒸し風呂だったという話を聞くまで、そんなに暑いとは露知らず。いや〜、エアコンって快適ですね。やっぱり職場はこうでなくっちゃ仕事にならない。

それにしても、今日は勤務時間の大半が人との会話だった。苦情の電話だったり、陳情の面会だったり、トラブル処理の顛末報告だったり、上司との相談報告だったりetc。人と深刻な話をするのってホント疲れます。5時過ぎにはもういいやってくらいぐったりしてたし、台風も近づいてきたので、雨が降る前に帰ってきました。さあ、明日は頑張ろう。


6月20日 (日)  転院

昨日に続き、今日も一日雨だった。雨が降らないと、雨を欲しがるのに、雨が続くと途端に鬱陶しくなる。人間とはなんと現金な生き物だろう。

今日は、父の見舞いに協和町のリハビリテーション・センターに行った。脳梗塞で4月から脳血管研究センターに入院していた父だが、先週16日からリハセンに移って機能訓練を行っている。今日訪ねてみたら、階段の上り下りもスムーズにできるようになっているし、病気になる前よりも足が達者になったようだ。この分だといつ退院しても大丈夫だと、安心して帰ってきた。

リハセンには今回初めて入ったが、想像した以上に素晴らしい施設である。恵まれた自然環境といい、広々とした内部の設備といい、病院としてこれほどゆったりとしているところは、県内にほかに無いのではないか。入院しても、ここならそれほど退屈せずに済むかもしれない。


6月19日 (土)  慈雨

梅雨に入ったというのに、毎日、毎日抜けるような晴天が続いていたが、今日は久しぶりの雨だった。地面を潤す慈雨である。これで、植物も活き活きとすることだろう。

先週、白神山地に行って、ダートコースを走った車の足回りが泥ハネ状態のままだったが、今日の雨がすっかり洗い流してくれた。洗車もままならないズボラなボクにとっても、今日の雨は慈雨であった。


6月18日 (金)  能代出張

今日は、1ヶ月ぶりの能代出張。いつもなら、出張のときは弁当を作らない妻が、今日に限って弁当を作っていた。そこで途中の道の駅に寄り、自動販売機でペットボトルのお茶を買って、車の中で弁当を食べたが、あまり食べ心地のいいものではなかった。

能代の木高研の駐車場では木の下に車を停めたが、帰る時に車を見たら、虫や花粉のようなものが車に沢山こびりついていた。ありゃ〜、洗車しないといかんな。それとも雨を待つか。思案のしどころである。


6月6日 (日)  外泊許可

父が脳梗塞で脳血管研究センター病院に入院してから2ヶ月近くが経とうとしています。入院して間もないころは、担当の医師から脳の血管がボロボロになっているので、何時どうなるかわからないとまで言われて、直前に控えていたチュニジア出張にも行けるかどうかという状況でした。それが順調に快復し、しばらくの間はチューブで直接胃に流し込む流動食だった食事も普通に食べられるようになり、歩行の方も杖を付きながらも何とか歩けるようになったので、やっと病院から外泊許可が下り、自宅に一泊して先ほど病院に戻りました。

昨日は、病院から自宅に帰る前に床屋さんに真っ直ぐ寄ったのですが、父が外泊して一番したかったのが散髪だったというから、オシャレな父を端的に表しています。家に戻ってからも、気になっていた庭のサツキや植木の世話、鯉がいる池の掃除など、テキパキと母に指示を出しながら進めてました。また、自宅に戻ったことがよほど嬉しかったのでしょう、近所の知人にも電話を掛けて家に呼んだりもしてました。

自宅での父は入院前とほとんど変わらない元気ぶりで我々家族を安心させてくれたのですが、父も78歳ですから何時倒れてもおかしくないという覚悟だけは必要だと思います。でも早く退院して、どっしりとした姿で、家に居て欲しいものです。


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