Diary 2004. 9
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9月19日 (日)  「釣りバカ日誌15」を観る

秋田県内でロケーションが行われた「釣りバカ日誌15」。前々から観たいと思っていたのだが、久しぶりに何の行事も入っていない今日、妻と二人で秋田駅東口に新しくオープンしたアルヴェまで出掛けて鑑賞することにした。アルヴェの映画館は新しいだけあって、椅子もゆったりと幅広だし、階段の傾斜が急で、前の座席が膝くらいの位置にある。視界良好、座り心地最高、言う事なしの映画館である。

映画の方は、秋田県内の美しい景色を堪能できたし、小津安二郎の「麦秋」をモチーフにしたというストーリーにもじんわりとした感動を味わった。ただ、秋田に住む者からすると、筧くん扮する登場人物が西木村とおぼしき住まいから男鹿市の水産振興センターに勤務している(オイオイホントに通えるのかよ)というのが、少し現実離れしているように感じてしまったが。

映画を見終わって映画館を出るときに、映画評論家の水野晴郎が通路に立って挨拶をしていた。何かこの映画館に関係しているのだろうか。テレビで見るよりも、ずっと小柄(おそらく160センチ以下)でビックリした。


9月18日 (土)  まだ夏は終わらない

県職員共済組合では、職員厚生事業の一環として毎年球技大会を開催している。中でも参加チームの多いのが軟式野球の部。その軟式野球大会で我が学術国際局チームは、見事本庁地区予選を勝ち残り、晴れて全県大会への出場を果たした。県庁生活は今年で25年になるが、これまで全県大会に出場したのは、今回も含めて3度目のこと。特に本庁地区は70チーム以上の参加数を誇るため、全県大会に出るのは至難の技なのである。

さて、今日行われた全県大会の初戦は平鹿地域振興局農林部。かつて、農林部の前身である農林事務所といえば、土地改良課とか林務課、農務課、普及事務所など課所単位でチームを作って出ていた。それが、合同チームを作ってくるのだから強いはずである。しかも今年の平鹿農林は全県の農林大会で優勝したチームで、今回の大会でも優勝候補の一つだという。

試合は行き詰まる投手戦。互いに譲らず、1対1のまま、延長戦に突入した。延長戦は、オリンピックでソフトボールが採用した、ノーアウト満塁からスタートするというもの。この延長戦を我がチームは見事制し、3対2の接戦をものにした。

続いて2回戦の相手は、秋田地域振興局建設部。相手チームは初戦が不戦勝だった。我がチームは2戦目。平均年齢が40歳という我がチームは、初戦の疲れが残りどうしたって不利な状況だ。この試合は初戦とはうって変わって打ち合いの試合となり、結局9対7でまたまた我がチームが勝利した。信じられない。結局、良いバッテリーに恵まれたということに尽きるのかもしれないが、内外野の守備もそこそこ穴がないし、試合中に良く声も出、集中力のある良いチームに仕上がったのが、この勝利につながったのだと思う。

次はいよいよ準決勝。準決勝、決勝は10月8日に「こまちスタジアム」で開催される。夢にまで見たこまちスタジアムで試合が出来るなんて感激である。我々の夏はまだ終わらない。


9月9日 (木)  台風三昧

今年の台風は、一体どうしちゃったの。ここ2週間余りの間に3個も立て続けに日本に上陸するなんて。しかもまったく同じコースで。日本海縦貫コースって、どうしてそんなに気に入られちゃったのだろう。ジェット気流に乗ってハイスピードで爽快だし、楽チンだからかな。台風には爽快でも、我々人間には、いや動植物にももうたくさんです。今年は、いやというくらい何年分も堪能しましたから。台風さん、もう来なくていいよ。いいからね。

街路樹は、すっかり枯葉状態だし、この分じゃ紅葉も望めない。それより、リンゴやナシなど果樹はほとんど収穫が見込めない状態だというし、コメも塩害で散々だとか。自然相手の商売は、天候に生かされてやっている分だけ、一度災害に遭うと被害も甚大。何て因果な商売なんでしょう。心よりお見舞い申し上げます。


9月7日 (火)  ハンガリー・ワインパーティ

ハンガリー友好協会主催のワインパーティがキャッスルホテルで開催された。ハンガリーと秋田との間の交流が始まってもう10年余りになる。この間、研究者間の学術交流も深まった。今回は、総合食品研究所に果実蒸留酒の技術指導と共同研究のために来ているブダペスト経済工科大学のパニク博士によるハンガリーワインの講演を行った後、博士お薦めのワインを飲みながらのパーティだった。また、8月から日本に赴任しているというハンガリー観光局長のコーシュ氏も急遽東京から駆けつけてくれた。コーシュ氏は去年秋田から、交流団がハンガリーに派遣されたときに通訳をしてくれたとかで、秋田にも知人が多いそうだ。また、母親が日本人ということもあってか、日本人よりも上手な日本語を話す。今回も、マジャール語で講演するパニク博士の通訳を、途中から国際交流協会の女性に替わってやってくれた。

ハンガリーワインというと貴腐ブドウから作られるトカイワインが有名だが、その他にも数多くのワインの産地があって、ハンガリーといえばワインなのだそうだ。ホントかな。ハンガリーワインは、トカイワインを除けば、渋めのドライなワインが多かった。トカイはちょっと甘すぎるきらいがないでもないが、その深みのあるコクは何物にも変え難い魅力がある。ヨーロッパの王侯貴族たちを虜にしたのも頷ける味である。最高級のトカイを味わえるなんて、やっぱりハンガリーワインパーティは最高。


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