早稲田大学グリークラブ秋田公演  2002年8月9日(金)

秋田市文化会館大ホール入口で、当日券販売を受持つ県庁総合政策課コンビ。前宣伝効果のせいか当日券の売れ行きも好調だった。二人の満面の笑顔がそれを物語っている。
受付の模様。誰も受付客が居ないが、すでに大勢の客が入っている。
2年前の早稲田フェスタで作ったふくちゃんTシャツ。まだ売れ残っていたものを、この会場で販売した。当時1500円だったTシャツだが、なんとその3分の1の値段という原価割れの破格値を設定。おかげさまで無事完売となった。販売責任者の小西さんもほっと胸をなでおろす。
いよいよ、早稲田大学グリークラブの公演開始。男声合唱の独特の音の響きが会場を魅了する。
第2部は秋田市内の少年少女合唱グループとの混声合唱。
第2部の指揮を執るのは、秋田市合唱連盟会長の羽川正先生。今回の公演会では、羽川先生には大変お世話になった。公演会の成功は羽川先生のおかげと言っても過言ではない。
1階席はほぼ満席の状況。800人以上の入場者数だった。もっとも心配されたチケットの売れ行きも好調で、プレイガイドから購入した一般客も多かった。根強い合唱人気を物語る。
コンサート終了後、エントランスロビーでクラブ員全員が合唱で観客を見送る。コンサート会場とはまた一風変わって、間近で聴く大迫力の歌声に、観客一同大満足の様子。立ち止まったまま、誰も帰ろうとしない。あとで話を聞くと、このロビーでの合唱が一番良かったとの声が多かった。
公演会終了後、秋田ニューグランドホテルで、秋田稲門会とグリークラブの交歓会。私服に着替えリラックスした雰囲気の中、ビールで咽も潤し、ますます冴え渡る彼らの歌声。どこまでも、どこまでも歌が好きな彼らであった。最後は、一同肩を組みながら、都の西北の大合唱。これまで、何度も「都の西北」を歌ってきたが、あんなにド迫力の都の西北ははじめての体験であった。
秋田公演曲目

オープニング
●早稲田大学校歌 都の西北
●クラブソング 輝く太陽

第1ステージ(指揮:石井太樹)
「早稲田大学グリークラブ愛唱曲集」
●U Boj
●Ride the Chariot
●Vive L'Amour
●君といつまでも
●アカシアの径
●草刈り歌
●斎太郎節
第2ステージ(指揮:羽川正)
「交流演奏」
●秋田県民歌
●ふるさと
●浜辺の歌
●アヴェベルム・コルプス

第3ステージ(指揮:佐藤拓)
「KOBU-SHI〜今宵咲かせるおとこの花道」
●与作
●舟歌〜兄弟船
●リンゴ追分
●千曲川
●浪花節だよ人生は
●帰ろかな

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