秋田の風景 | 秋田の行事・祭り |
・菜の花と桜の競演(大潟村) ・秋田市植物園(秋田市) ・紅葉燃ゆる秋(秋田市) ・角館の紅葉(仙北市) |
・なまはげ柴灯祭り(男鹿市) ・千秋公園の花見(秋田市) ・西馬音内盆踊り(羽後町) |
その他 | |
・三浦家住宅(秋田市) ・秋田わか杉国体(秋田市) ・TDK SCホーム最終戦(にかほ市) |
今シーズンからJFLに昇格したTDK SC。秋田県のサッカーチームとしては、初のJFLチームである。この春、妻の友人からシーズンチケットを譲り受けたのを契機に、今年は10回以上も「にかスタ(仁賀保総合運動公園)詣で」に励んだ。そして、今日がホームゲーム最終戦。11月にしては珍しく大雪が降ったり、激しい雷雨に見舞われたりした秋田だが、今日は穏やかに晴れ、サッカー観戦には格好の日和となった。相手はJFL2位を確定させ、来シーズンからJ2入りが確実視されるロッソ熊本だ。ホーム最終戦を戦う相手として申し分ない。娘と中学校同期だったFW富樫豪や、華麗なる足捌きで人気のMF池田昌広が負傷のため欠場していたのは残念だったが、最終戦らしく手に汗握る大接戦だった。終盤まで勝ち越していながら、残り10分のところで追いつかれたのは残念だったが、Jリーグ参入を決めているロッソ熊本に対して、2対2の引き分けで勝ち点を得られたのは十分満足の得られる結果である。ホームの試合は終了したが、リーグ戦はあと1試合残っている。来シーズンのJFL残留もすでに決まっているし、最後まで思う存分のプレーを期待したい。来年もまたJFLの観戦が楽しめるのは嬉しい限りだ。(2007/11/25) INDEX / このページの先頭 |
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天気が良かったので、角館まで紅葉狩りに行ってきた。角館は、秋田市から車で1時間ほどで行ける。手近な場所に観光名所があるのは、何て贅沢なことだろう。武家屋敷通りの紅葉は、まだ青い葉も多く、紅葉の見ごろはもう少し先になりそうだったが、綺麗に色づいている葉も多く、町は多くの観光客で賑わっていた。観光用の人力車に和服姿の紳士が乗っていた。それを引くのは若い女性。人力車を女性が引くのは珍しい。まして、和服姿の男性をみることも珍しい。 「ここ綺麗だから、ちょっと写真撮ってくれる。」 「いいですよ。」 てな会話が聞こえてきそうだ。(2007/11/04) INDEX / このページの先頭 |
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1年以上も思い続けた念願のデジタル一眼レフカメラを、昨日やっと手に入れた。早く新しいカメラで写真が撮りたくて、太平山の麓にある旭川ダムの堰堤公園に出掛けた。今ひとつ青空に恵まれなかったのは残念だが、公園一帯に植えられたヤマモミジの紅葉は、期待に違わずとても綺麗だった。初撮りには最高のシチュエーション。まだ、緑色を残した葉から、黄色、オレンジ色、真っ赤に燃えるように色づく赤と続く紅葉のグラジュエーションを、新しいカメラはうまく表現できただろうか。カメラはいいけれど、腕の方が・・・・・、という声が聞こえてきそう。(2007/10/28) INDEX / このページの先頭 |
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秋田県では昭和36年以来、46年ぶりの開催となる第62回国民体育大会「秋田わか杉国体」の開会式が、天皇、皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、秋田市雄和町の県営陸上競技場で9月29日(土)に行われた。秋晴れのもと、選手・役員、式典参加者、国体本部事務員・ボランティア、観客など総勢2万4千人余りを集めて、それは華やかで盛大なセレモニーであった。炬火台に灯された炬火は、10月9日までの11日間、県内各地で熱戦が繰り広げられる選手たちを見守ってくれる。これまで、国体の総合優勝である天皇杯を獲得したことがないのは、秋田県を含めて5県だけだという。今回こそは、天皇杯獲得を目指して、秋田県選手団の活躍を期待したいものだ。(2007/09/29) INDEX / このページの先頭 |
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国の重要無形民俗文化財に指定されている羽後町の「西馬音内(にしもない)盆踊り」を見学した。西馬音内盆踊りといえば、反り返る手の動きと、すり足でゆっくり動く足捌きが特長だ。その優雅な踊りに対する人気は高く、年々観光客は増加する一途で、この日も大勢の見物客が訪れていた。西馬音内盆踊りの衣装は2種類ある。一つは、細長い編み笠を目深にかぶり、端縫い衣装を身に纏った人たち。そして、もう一つは、彦三頭巾を頭からかぶり、藍染の浴衣を身に付けた人たちだ。共通しているのは、どちらも顔を隠して踊るということ。これは、殿様に目を付けられて側女として連れて行かれないようにするためとの言い伝えがある。踊りも「音頭」と「がんけ」の2種類ある。歌詞は時代を風刺したものや、野趣にあふれたもの、農民特有の素朴なエロティシズムを含んだものなど様々で、特にエロティシズムな歌詞と優雅な踊りのミスマッチが面白い。この日は、夜の11時半の最終の締めまで楽しんで、宿に戻った。(2007/08/18) INDEX / このページの先頭 |
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昨年(2006年)12月に国の重要文化財に指定された秋田市金足黒川の三浦家住宅が、6月8日から10日までの3日間一般公開された。昨日(9日)は1000人を超える訪問客が集まって、スタッフもパニック状態だったという。今日(10日)も朝から大勢の観客が訪れていたが、その多くが高齢者だった。 三浦家住宅は、中世の豪族、三浦氏を祖とし、永禄年間には浦城城主(現八郎潟町)となり、その後、金足黒川に居住、藩政時代には肝煎を代々勤めた郷士の館で、現存する主屋は文久元年(1861年)の建築。平成12年から4年かけて保存修理工事を行い、平成16年4月に秋田市の指定文化財となり、その2年後県を飛び越して、いきなり国指定の重要文化財となった。邸内には9棟の建築物があるが、そのうち8棟が重要文化財に指定されている。特に、主屋の土間は東北一の広さを誇るそうだ。 ボランティアスタッフの案内に付き添われて見物していたとき、妻の側に居た人が、「おめのいぇも大したもんだが、この家も立派だな」と言っていたという。おいおい、重要文化財の家と比べられるあんたの家って一体なに。(2007/06/10) INDEX / このページの先頭 |
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秋田市郊外の太平山麓にある秋田市植物園には、山道沿いに山野草を植栽している人気の場所がある。そこには、普段なかなか見られない珍しい花が沢山あって、ボクの好きな場所の一つである。クマガイソウもその一つで、野生で咲いている姿はまだ見たことがないが、毎年この花を見るためにここを訪れている。「クマガイソウ」の名の由来は、袋状の唇弁の形を、源平の合戦で有名な熊谷次郎直実が背負った母衣(ほろ)に見立てたものだとか。ちなみに、熊谷次郎直実と対戦して敗れた平敦盛の母衣に見立てられた「アツモリソウ」という花もあるという。残念ながら、そちらの花はまだ見たことがない。(2007/05/26) INDEX / このページの先頭 |
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日本で2番目に大きかった湖、八郎潟を干拓してできた大潟村。そこの菜の花ロードは、5.5キロに渡って道の両側に菜の花と桜の見事な競演が続く観光スポットである。一度その光景を見たら、その美しさに目を見張る。そして、車を走らせながら、延々と途切れることなく続くピンクと黄色のコントラストに、大きな感動と驚きを覚える。大潟村では、この観光スポットを全国に売り出そうと躍起になっているが、農繁期にあたるため、観光客を受け入れることに対する住民の理解が得られないのがネックになっているらしい。それでも、この美しい風景を見に多くの観光客が訪れる。これを地域の活性化に結び付けてほしいものだ。 (2007/04/30) INDEX / このページの先頭 |
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今年もHARUさんの呼びかけで、ネット仲間が千秋公園に集まって花見となった。今年の冬は暖冬でまったく雪が降らなかった。この調子なら桜の開花はどんなにか早いだろうと思っていたら、3月、4月と寒い日が続き、桜の開花も平年並みとなった。さらに、開花してからも気温の低い日が続き、やっとGWに入って暖かい陽射しが戻ってきた。そのおかげで、いつもの年なら、とっくに散っているはずの4月29日にちょうど見ごろを迎えた。千秋公園の二の丸や本丸広場には、一面にブルーシートが敷き詰められ、花見の宴に興じているグループで満杯だった。日中3時間ほど春の陽射しに当たっていたら、早速今年一番の日焼けで顔が赤くなってしまった。(2007/04/29) INDEX / このページの先頭 |
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男鹿といえば「なまはげ」というくらい有名な、秋田を代表するキャラクター「なまはげ」。本来は大晦日の夜、男鹿の各地区で行われる伝統的な民俗行事である。その伝統行事「なまはげ」と、1月3日に行われる真山神社の祭事「柴灯(せど)祭り」を組み合わせて、観光行事としたのが「なまはげ柴灯祭り」である。昭和39年に開始されて以来、毎年2月の第2金曜日から3日間の日程で開催され、今年で44回目を迎える。例年は、雪の中で行われる祭りだが、今年は暖冬の影響で、まったく雪がない。そのため、篝火や松明などからから火が燃え移らないように、消防車が待機しての祭りとなった。「なまはげ」というと、そのいかめしい顔や、荒々しい立ち居振る舞いから「悪鬼」と思われる向きも多いと思うが、男鹿では神の使い手として大切に扱われる。子どもや嫁を叱る言葉は確かに怖いが、言葉の端々には優しさが満ち溢れている。「なまはげ」が身につけている藁を拾うと風邪を引かないという言い伝えがあり、会場のあちらこちらで藁をむしりとられる「なまはげ」の姿があった。「なまはげ」も大勢の観光客の前にはたまったものではない。(2007/02/10) INDEX / このページの先頭 |