ブルーメッセ秋田では、クリスマス恒例のポインセチアのタワーが展示されていると聞き、トップページの題材を求めて、妻と二人で写真撮影に出掛けた。3種類のポインセチアが、綺麗に四角垂状に並べられ、頭頂部はトナカイがサンタクロースを引き上げるという演出の懲りようで、訪れた人々を楽しませていた。これが、今年3度目のブルーメッセの登場と相成った。まさに、困ったときのブルーメッセなのである。(2009/12/06) INDEX / このページの先頭 |
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秋田県と岩手県の県境にある真昼岳(標高1060メートル)に登った。真昼岳には、いくつか登山ルートがあるが、今回は一番楽な真昼岳の山頂近くを通る峰越林道の登山口から登ることにした。この峰越口は標高900メートルの場所にあり、ここからだと県境を連なる奥羽山脈の稜線上を歩くことになる。登山口から、尾根伝いに北ノ又岳、音動岳のピークを通り、真昼岳の山頂まで1時間15分ほどで着くことができた。天気は良かったが、風がとても強く、稜線上の尾根を歩くとき体が風にもっていかれそうで、結構怖かった。しかし、真昼岳山頂からの眺望は抜群で、眼下に仙北平野が一望でき、その向こうには山頂にうっすらと雪をかぶった鳥海山も見ることができた。峰越林道から見る紅葉も綺麗で、最高の登山だった。(2009/10/25) INDEX / このページの先頭 |
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今年の9月は、敬老の日と秋分の日がうまい具合に連続したため5連休となった。世間では、敬老の日にちなんで「シルバーウィーク」と呼ばれているようだ。高速1000円の効果も相俟って、秋田県内の行楽地にも、県外ナンバーの車が大挙押し寄せ、どこも大盛況だった。かくいう私も、埼玉に住む娘が友だちを連れて来たので、男鹿半島や十和田・八幡平、田沢湖・角館といった秋田を代表する観光地を案内した。ちょうど八幡平は紅葉が始まり掛けていて綺麗だった。娘は、大沼の周囲を散策しながら「まるで尾瀬のようだ」と喜んでいた。(2009/09/22) INDEX / このページの先頭 |
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自宅の茨島から、横森の一ツ森公園まで歩いてみた。ウォーキングをしていなければ、とても歩こうなどとは思わない距離だが、1時間弱で着くことができたのは意外だった。中国から贈られた友誼亭の上には、真っ青な空が広がっていた。帰りは、金照寺山を経由して帰った。金照寺山は、山全体が住宅地と化してしまった感があるが、山頂は木々に囲まれた平な場所で、太平山が綺麗に見えた。(2009/09/19) INDEX / このページの先頭 |
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乳頭山(烏帽子岳)と笊森山の間、少し岩手県側に下ったところにある千沼ヶ原は、無数の池糖が点在する湿原で、沢山の花々に囲まれた天上の楽園である。昭和29年に地元岩手県の山岳会によって発見され、千沼ヶ原という名が付けられた。笊森山の山頂から見ると、無数の池糖の存在がはっきりと確認できるので、戦後まで無名の存在だったことが信じられないが、登山が一般大衆の娯楽でなかった時代は案外そんなものかもしれない。いずれにしても、ここの美しさ何とも言えない。乳頭山に登ったら是非兼ねて行きたい場所だ。(2009/08/11) INDEX / このページの先頭 |
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早めの夏休みを取って帰省した娘を伴って、鳥海山麓の法体(ほったい)の滝に出掛けた。ここは、映画「釣りキチ三平」で、伝説の巨大イワナを釣り上げるラストシーンが撮影された場所だ。今の季節は、透き通った水に周囲の木々の緑が映えてとても綺麗だ。周囲一面に広がる緑の中に真白なしぶきをあげている滝が印象的な光景を醸し出している。この写真は、娘がルミックスLX3で撮影したものだが、私がE510+望遠ズームで撮影したアップの写真よりも、周囲の景色と滝をうまく捉えていた。滝の上流、玉田渓谷につながる遊歩道に架けられた橋の下を流れる川も、透き通ってとても綺麗な流れだった。これも娘が写したものである。どうやら、私よりも写真のセンスがあるようだ。 (2009/08/01) INDEX / このページの先頭 |
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象潟の鉾立登山口から鳥海山に登る。9合目手前の七五三掛までは、ガスが懸かって山頂も周りの景色も何も見えなかったのだが、外輪山コースに入ってからは雲を真下に敷きながら、快適な青空が広がった。七合目の御浜では直下の鳥海湖すら見えなかったのに、山頂近くになってやっと鳥海湖も見えるようになってきた。雲間からは、はるか月山も見える。雲上の稜線を歩く気分は最高である。(2009/07/20) INDEX / このページの先頭 |
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祓川登山口から雪渓の残る鳥海山に登る。昨年登ったメンバーから、さらに一人加わって、4人グループでの登山となった。今年は、アイゼンを新調し、万全を期して臨んだ登山だったが、向かい風が強く、思いのほか疲労した。山頂付近では、立っていられないほどの強風に加え、ガスで視界も利かず、頂上手前50メートルのところで登頂を断念した。少し下り、大きな岩陰に身をおき、風を遮るようにして持参した昼食を取った。しばらくしている間に、急に視界が開けてきたが、相変わらず風が強かったのでそのまま下山することとした。ほぼ快晴の良い天気だったにもかかわらず、山頂付近に滞在した間だけ天気に恵まれなかった。山の天気は難しい。写真は、山頂を間近に眺めながら、大雪路コースを登頂している我ら一行である。(2009/06/27) INDEX / このページの先頭 |
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妻とその友人を伴って、奥森吉高原の桃洞(とうどう)の滝までトレッキングしてきた。この滝は、ノロ川の上流にあって、森吉山野生鳥獣センターの駐車場から4キロほど歩いたところにある。滝までは、遊歩道が整備され、クマゲラが棲む新緑のブナ林やイワナが泳ぐノロ川の清流を見ながら、体全身にフィトンチッドとマイナスイオンを浴びてのトレッキングで、身も心もリフレッシュできること請け合いである。 それにしても、この滝の女性的で優美な造形美はどうだろう。森吉山の奥懐に抱かれ母胎に帰っていくような、そんな懐かしい感覚にさせられる滝である。滝に至るまでの緩やかなノロ川の流れもまたいい。禁漁区になっているせいか、心なしか透き通った水の中をイワナが自由に泳いでいるようだ。(2009/06/20) INDEX / このページの先頭 |
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旧河辺町岩見三内地区の「へそ公園」を起点として、岨谷峡(そやきょう)、殿淵、伏伸(ふのし)の滝、へそ神社、鵜養(うやしない)集落を周って「へそ公園」へ戻る約7キロのコースをウォーキングするイベントに参加した。あいにくの雨模様の天気であったが、雨の中で新緑が一層美しく輝いて見えた。雨も満ざら悪くない。今回、初めて鵜養集落の中を歩いたが、古く趣きのある立派な家々が立ち並ぶとても雰囲気の良い集落だった。写真は新緑の岨谷峡。(2009/05/31) INDEX / このページの先頭 |
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江戸時代の紀行家、菅江真澄がこの地を訪れ、桃の花が咲き乱れる集落のたたずまいをみて、中国武稜にあるとされる桃源郷のようだと記した手這坂。今は無人となっているが、県立大学生らのボランティアの手によって、古のたたずまいのまま修復保存が図られている。桃の花はすでに散り始めていたが、1本の木に3色の花をつける珍しい桃の花が私たちを出迎えてくれた。しかし、4軒残る茅葺屋根の住宅の傷みが少し気になった。いつまでも、残してほしい秋田の風景である。 (2009/05/16) INDEX / このページの先頭 |
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潟上市のブルーメッセ秋田は、冬には毎年世界の蘭フェアが行われているところで、温室の花についつい目がいきがちだが、春になると温室の外は、色とりどりのチューリップの花で埋め尽くされる。そのチューリップがちょうど見頃になったというので、妻を連れ立って出かけてみた。朝早かったせいか、それほど人はいなかったが、連休とあって多くの見物客を見越してか、駐車場整備の人たちが、すでに何人も張り付いていた。 (2009/05/02) INDEX / このページの先頭 |
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大仙市協和の唐松神社近くにある萬松寺の枝垂桜は、樹高20メートルにも及ぶまことに見事な桜である。寺の伝承によれば、慶応4年(1868年)の戊辰戦争で本堂、庫裏などが全焼し、枝垂桜も焼失したが、その株元より3本の萌芽があったので、それを1本に束ねて生育させたものが、この枝垂桜だという。 毎年、この寺を訪れては桜を眺めているが、一度も満開の桜に出会ったことがない。今回も、少しピークを過ぎていたようで、天気もあまり良くなかった。戊辰の戦士たちが眠る墓の上に育つ枝垂桜。いつかは、満開に花を咲かせる姿に出会いたいものである。 (2009/04/25) INDEX / このページの先頭 |
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秋田県内でもっとも早く花見が楽しめるのが、にかほ市金浦の勢至(せいし)公園だ。ここの売りは、背景に真白な雪に覆われた鳥海山が見られるところ。こんな間近に、雄大な鳥海山と桜が同時に楽しめるのはとても贅沢なことである。ここには、日本人で初めて南極探検に挑んだ当地出身の白瀬中尉を記念して作られた白瀬南極探検隊記念館もある。桜に飽きたら、白瀬中尉の偉業に思いをはせるのもいいだろう。 (2009/04/19) INDEX / このページの先頭 |
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祖母の納骨のため、秋田に来ていた叔母と従姉妹が田沢湖畔のホテルに泊まるという。そこで、角館を案内しながら、田沢湖の宿まで送ることにした。角館の桜は時期が早く、まったく咲いていなかったが、角館から田沢湖に向かう途中の国道沿いにある刺巻湿原の水芭蕉がちょうど見頃を迎えていた。ハンノキ林の湿原に広がる水芭蕉の群生は、量といい広さといい見事の一言。一緒に行った叔母さんたちもその素晴らしさに感動していた。今年からは、刺巻駅から湿原まで歩道が整備されたというから、電車で行っても簡単に楽しめる場所になった。(2009/04/12) INDEX / このページの先頭 |
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彼岸過ぎだというのに、寒の戻りで雪の日が続いた秋田だが、久しぶりに晴れた日曜日、少し遠くまで歩いてみた。ここは、豊岩浄水場から浜田梅林園に向かう途中にある農業用水池の石田坂大堤。茨島の自宅から歩くと、雄物川の堤防から秋田南大橋を渡って約7キロほどの所にある。つい先だって、散歩中の老人がこの堤に転落して水死したばかりだったので、少々気味悪かったのだが、抜けるような青空が沼の青さに映えて、とても綺麗だった。花の季節であれば、もう少し足を伸ばして、浜田の梅林園や花木園まで行きたかったのだが、それは次回のお楽しみ。(2009/03/29) INDEX / このページの先頭 |
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外は白い雪化粧。こんな時期には、温室に咲く花が恋しくなる。花を求めて、秋田市から手軽にいける施設といえば、潟上市昭和にある「ブルーメッセ秋田」。温室内にはアネモネが綺麗に咲いていた。ここでは、毎年2月に世界の蘭展が開かれているが、今年は2月19日から22日までの開催だそうだ。是非、訪れてみてほしい。(2009/02/01) INDEX / このページの先頭 |