表紙写真集(2011年)

秋田の風景 秋田の行事・祭り
・角館の紅葉(仙北市)
・秋田駒ケ岳秋景(仙北市)
・森吉山山頂を望む(北秋田市)
・鳥海湖と鳥海山(山形県遊佐町)
・ニッコウキスゲ咲く田苗代湿原(藤里町)
・新緑の奈曽の白滝(にかほ市)
・男鹿の大瀑(男鹿市)
・太平川の桜(秋田市)

・刺巻湿原の春(仙北市)
・福寿草が咲く丘(にかほ市)
・冬のサクラ(秋田市)
・雪のアトリエももさだ(秋田市)
・大曲の花火2011(大仙市)
その他
※写真をクリックすると大きな写真が見られます。
角館の紅葉(仙北市)
 妻を伴って、角館まで紅葉見物に出掛けた。桜の名所角館は、また秋の紅葉も見事である。天気は快晴、絶好の紅葉狩り日和だったが、今年の紅葉はあまり良くなかった。まだ青い葉と枯れた葉、そして紅葉している葉が同じ木のなかに混在しているのだ。10月以降、季節はずれの暖かい日が長く続いたことと、ここ数日急激な寒さが訪れたことの両方の原因によるものだろうか。それでも、数多いモミジの中には、綺麗に紅葉している木もある。それが角館の良さである。その他の写真1写真2写真3(2011/11/12)

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秋田駒ケ岳秋景
秋田駒ケ岳秋景(仙北市)
 快晴に恵まれた秋の日曜日、一人秋田駒ケ岳を散策した。高山植物のメッカである秋田駒ケ岳を、花の咲かないこの時期に訪れるのは初めてのこと。さぞや閑散としているのかと思いきや、八合目までの登山バス始発「アルパ駒草」には、駐車場に入りきらないほどの車があふれていた。バスも臨時便を出すほどの盛況ぶり。秋田駒ケ岳の人気は、何も花の季節だけではない。写真1写真2写真3(2011/10/09)

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大曲の花火2011
大曲の花火2011(大仙市)
 友人に誘われ、大曲の花火競技会を見物した。2005年以来6年ぶりのことになる。大曲の花火は何度見ても素晴らしい。音と光の饗宴、大会提供花火の豪華さ、いずれをみても他の花火大会を凌駕する。誘ってくれた友人は毎年来ていると言うが、繰り返し見たくなるのもよくわかる。しかし、大曲の花火の難点は、とにかく人出が多く混雑すること。行きはよいが、帰りの困難さを思うと、つい億劫になってしまう。今回は、秋田からJRを利用して日帰りすることとした。これが大正解。帰りは、10時発の普通電車に乗れて、無事12時前に自宅に帰り着くことができた。大曲の花火見物は、JR利用が一番である。(2011/08/27)

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森吉山
森吉山山頂を望む(北秋田市)
 森吉山は、阿仁ゴンドラを利用すれば、楽々登山ができる山となった。それはそれで、多くの人が森吉山の魅力を知ることができて、良いことだとは思うのだが、たまには昔ながらの自分の足を使った登山もしたくなるものだ。今回は、森吉スキー場跡地のコメツガ山荘から一の腰を経由して、山頂に登るルートを辿った。最初は、旧スキー場のゲレンデをひたすら登る。スキー場最上部までくると、一の腰まではあとわずか。ここから山頂までは、オオシラビソに覆われた森吉山山頂を横目で見ながら、快適な登山が楽しめる。今回は、あいにくの曇り空で、山頂はよく見えなかったが、いくつもの湿原を通り過ぎ、高山植物を沢山鑑賞できた。相変わらず、森吉山は花の山だった。(2011/08/12)

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鳥海湖と鳥海山
鳥海湖と鳥海山(山形県遊佐町)
 鳥海山には毎年のように登っているが、たまには山頂を目指すのではなく、鳥海湖周辺のお花畑と、鳥海山隋一の広大な高層湿原、千畳ヶ原を巡るトレッキングを楽しむことにした。7合目御浜の周辺は、ニッコウキスゲの群生が見事で、今は盛りと道の両脇を黄色い花々が埋め尽くしていた(写真1)。また、鳥海湖から山形県側の二ノ滝コースを下りていくと現れる千畳ヶ原は、広々とした草原と池糖が広がる魅力あふれる湿原である(写真2)。大勢の登山客で賑わっていたこの日も、ここの湿原には訪れる人もなく、無限の静寂が広がっていた(写真3)。(2011/07/17)

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田苗代湿原
ニッコウキスゲ咲く田苗代湿原(藤里町)
 世界遺産白神山地の秋田県側に位置する藤里駒ケ岳。その登山口付近に広がる田苗代(たなしろ)湿原では、ニッコウキスゲが見頃を迎えているという記事が、地元魁新聞のみならず、読売新聞でも報道されていた。しかも、今年のニッコウキスゲは10年に一度の当たり年で、広大な湿原をニッコウキスゲの黄色い花が埋め尽くしているという。これほど言われたら、絶対見たくなるのが心情というもの。9日の土曜日、大雨の翌日で朝方から濃い霧が発生し、視界はよくなかったが、このニッコウキスゲの花々はどうでしょう。雨に濡れてしょぼんとしている花も多かったが、あまりの花の多さに驚きと興奮のひと時だった。他の写真1写真2(2011/07/09)

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奈曽の白滝
新緑の奈曽の白滝(にかほ市)
 国名勝に指定されている「奈曽の白滝」は、古くから知られる秋田県の名所である。鳥海山麓に位置するにかほ市象潟町には、鳥海山の伏流水を源流とする「元滝」や「獅子が鼻湿原」など水の名所が多いが、豪快さという点に関して「奈曽の白滝」が一番だ。対岸の金峰神社本殿に立つと、滝が真正面に見える。水のしぶきを間近に感じられ、マイナスイオンをたっぷりと味わうことができる。健康にいいこと請け合いである。(2011/06/05)

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 男鹿の大瀑
男鹿の大瀑(男鹿市)
 江戸時代、菅江真澄も訪れたという男鹿半島の大瀑を訪ねた。八望台からなまはげラインに向かう途中に、その入り口はあった。車1台通るのがやっとの林道を走ること数分。滝の駐車場に車を置き、沢道を10分ほど歩くと大瀑に辿り着く。途中、渓流の中を歩かなければならないところもあり、長靴は必携である。それにしても、何とも不思議な滝である。大きな岩に空いた天井の穴の中から滝が流れ落ちてくる。その幻想的な風景は、筆舌に尽くしがたい魅力がある。苦労してここまでやって来た甲斐があろうというもの。間違いなく、一級品の観光資源だが、惜しむらくは、遊歩道が整備されていないため簡単には行けないことか。その他の写真1写真2、滝の上から見た写真3(2011/05/04)

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太平川の桜
太平川の桜(秋田市)
 4月になっても寒い日が続く秋田市だが、ゴールデンウィークに入って、やっと太平川の桜並木が見頃になってきた。この日を待ちわびたように、桜を愛でに沢山の人たちが訪れていた。雲の多い天気だったが、時折見せる青空のもと、ソメイヨシノの古木が綺麗に映えていた。秋田市にも桜の名所は多いが、私はここの桜がもっとも好きだ。他の写真1写真2写真3(2011/04/29)

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刺巻湿原の水芭蕉
刺巻湿原の春(仙北市)
 仙北市の春は、角館の桜、西木のカタクリ群落、田沢湖刺巻の水芭蕉と、花の名所がオンパレードである。その中でも、もっとも早く花を咲かせるのが刺巻湿原の水芭蕉。広い湿原の隅々まで木道が整備され、水芭蕉の花を間近に観賞できるのはありがたい。この日も多くの観光客が訪れていたが、震災の影響か、それとも角館の桜には時期が早すぎたせいか、心なしか例年よりも少なかったようだ。(2011/04/24)

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福寿草が咲く丘 
福寿草が咲く丘(にかほ市)
 例年なら桜が咲く頃なのに、今年は寒い日が続いたせいか一向に咲く気配を見せてくれない。それでも、春一番の花を求めて象潟方面にドライブしていたら、道路の両側に福寿草が一面に咲いている丘があった。思わず、車を道端に停めて、花の撮影を行った。にかほ市では金浦町大竹地区の福寿草がつとに有名だが、同じにかほ市の象潟町にもこのように斜面一面を福寿草が彩る場所があるとは、初めて知った。改めて、秋田の良さを再認識することとなった。(2011/04/17)

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冬のサクラ
冬のサクラ(秋田市)
 豪雪に悩まされた今年の冬も、2月に入ってからは晴れる日が多くなった。綺麗に晴れた土曜日、買い物帰りに、車で太平川に架かる橋を渡ると、川面に白鳥の群れが見えるではないか。最近、白鳥を見ることが少なくなったので、早速、家に戻ってから、カメラ片手に太平川まで散歩に出掛けた。太平川は、言わずと知れたサクラの名所。雪原に、サクラの大木が青空とマッチして、とても良く映えていた。まさに「冬のサクラ」である。ちなみに、現在放映されている同名のテレビドラマは、山形が舞台なのに、使われているのが岩手県小岩井牧場の一本桜というのは、いかがなものだろうか。よくあれで、クレームがこないものだと思う。(2011/02/19)

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アトリエももさだ
雪のアトリエももさだ(秋田市)
今年の冬は雪が多い。とくに、県南地方の湯沢や横手は記録的な豪雪で、雪の被害が数多く寄せられている。こんなときは、家のなかで“ぬくぬく”としているのが一番なのだが、表紙写真を撮るためには、外に出ないわけにいかない。そこで、雪景色を撮るため、近場の公立美術工芸短期大学の「アトリエももさだ」まで車で出掛けてみた。本来なら、散歩コースなのだが、冬なのでどうか御勘弁を。現代的な建築物の大学校舎と歴史的建造物の対比が面白い。とってもアートな場所である。(2011/01/23)

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