角館武家屋敷通りは、天然記念物の枝垂桜の花見に全国から多くの観光客を集める秋田県随一の観光地であるが、春だけではなく秋の紅葉もまた見事である。とくに、角館の紅葉は、それぞれの武家屋敷に枝垂桜のほか、多種多様な樹木が植えられているため、紅葉の色づき具合が萌黄色から黄色、オレンジ色、真紅にいたるまで千差万別でまるで錦絵のようである。しかも、落ち着いてシックな色合いの黒塀や茅葺屋根とよくマッチしていて、それは美しい風景を醸し出してくれる。観光客で賑わう武家屋敷通り、青柳家の紅葉,、石黒家の紅葉(2012/11/26) 撮影は、平成24年11月11日(日) INDEX / このページの先頭 |
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大仙市の旧池田氏庭園の秋の一般公開が11月11日まで行われていた。天気も良かったし、紅葉も見頃になっているだろうと思い、妻の運転で出掛けてみた。旧池田氏庭園は、今年、皇太子殿下が訪れた影響からか、庭園の隅々まで鑑賞できる遊歩道が整備され、これまで見ることが出来なかったところまで見ることができるようになっていた。また、紅葉もちょうど最盛期で、最高の眺めだった。その池田氏庭園よりも、もっと紅葉が綺麗なところだと紹介されたのが、そこから車で10分ほどの場所にある池田氏分家の庭園の紅葉である。ここは、モミジの量といい、色鮮やかさといい、見る者に圧倒的な迫力で迫ってきて、見事というほかない。こんな凄い場所があったんだと、また新たな秋田を発見した思いである。(2012/11/11) INDEX / このページの先頭 |
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秋田県内各地の紅葉が、今ちょうど見頃になっている。しかしながら、今週末は雨模様のあいにくの天気で紅葉狩りには今ひとつ。そこで、遠出はやめて秋田市郊外にある回遊式庭園の水心苑に行ってみた。天気は悪かったが、庭園内の木々は色づいていて結構綺麗だった。ここなら、平坦な道だし、30分弱で周遊できるので、手軽に紅葉を楽しむことができて、快適である。今年は週末には夜間のライトアップもしているようだが、ここで夜間鑑賞は寂しすぎる気もするので、やはり日中楽しむほうがよいだろう。他の写真1、写真2、写真3。(2012/11/04) INDEX / このページの先頭 |
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今年の紅葉は、9月の気温が高かったせいか、どこも遅れているようだ。それでも10月下旬の休日の晴れた日には、どうしたって紅葉を愛でに行きたくなるというもの。体調が万全なら、紅葉登山を楽しみたいところだが、当分は無理なので、車で簡単に行ける場所ということで、妻の運転で秋田市の太平山の麓にある旭川ダムに行ってみた。ここは、ダム公園に植えられているヤマモミジの紅葉が見事なのだが、見頃には少し早かった。来週あたりがちょうど見頃になるだろう。また、近くの秋田市植物園にも足を伸ばしたが、ハナノキの紅葉が綺麗だった。(2012/10/27) INDEX / このページの先頭 |
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3年に一度、新潟県十日町市で開催されている越後妻有(えちごつまり)アートトリエンナーレ大地の芸術祭が、今年は秋田県上小阿仁村でも初めて飛び地開催されることになった。開催地となった上小阿仁村八木沢集落は、10世帯19人が住む典型的な過疎集落である。しかしながら、そこには芸術家たちを魅了する何かがあるのだろう。7月29日から開催された芸術祭も、9月17日でグランドフィナーレを迎えた。この間、多くの観客を迎え入れた八木沢集落。ここを訪れた人たちの心に大きな感動を与えてくれた。3年後、再びこの地で芸術祭が開催されることを期待したい。その他の写真1、写真2、写真3。(2012/09/17) INDEX / このページの先頭 |
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今年もまた、大曲の全国花火競技大会を桟敷席で見ることができた。桟敷席を取ってくれたT氏に感謝、感謝である。今回は、秋田から8人でジャンボタクシーを利用して大曲まで行ったのだが(帰りは電車を利用)、思いのほか渋滞もなく、スムーズに行くことができた。電車で行くよりもはるかに楽である。今年は、昨年よりも6万人多い、76万人の観客だったそうだ。花火の方は、風がなかったため、花火の後の煙がその場に残ってしまい、少々見づらかったのは残念であったが、相変わらず素晴らしい花火の連続で、さすが大曲の花火である。これなら、リピーターになるのもうなづける。他の花火の写真1、写真2、写真3。(2012/08/25) INDEX / このページの先頭 |
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大学時代のサークルの先輩から突然、夫婦で竿燈まつりに行くから会えないかとのメールが入った。県外に住む知人が秋田に来てくれるのは嬉しいもの。早速、歓迎する旨のメールを送り、せっかくの機会だから有料の指定席を取って見学することにした。竿燈まつりの初日、金曜日だったが、定時に仕事を終え、喫茶店で待つ先輩と合流した。近くの居酒屋で軽い食事を取り、久しぶりの竿燈見学とあいなった。竿燈は入れ替わりしながら3回の演技が行われるのだが、3回目に目の前で演じられたのが妻の職場の「いずみ会」だった。その頃には、仕事を終えた妻とも合流し、一緒に見学することになった。竿燈を見学するのは初めてだった先輩は、充分に堪能できただろうか。その他の写真1、写真2、写真3。(2012/08/03) INDEX / このページの先頭 |
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阿仁スキー場のゴンドラは、スキーの時期だけではなく、四季折々の森吉山を楽しめるよう季節に応じて運行している。初夏から夏にかけての森吉山は、高山植物が咲き誇り、NHKの花の百名山に数えられる。ゴンドラを使えば、ゴンドラ降り場から山頂まで、1時間20分ほどで登ることができ、そんなに無理せず、手軽に豊富な高山植物を楽しむことができる。ちょうど今の時期は、ニッコウキスゲが綺麗に咲いていた。また、森吉山は秋田県のほぼ中央に位置し、秋田山とも呼ばれる独立峰である。そのため、晴れた日には、山頂から360度の視界が広がる。今日も、鳥海山、岩手山、岩木山といった北東北の名だたる名山が一望のもとだった。山頂から鳥海山を遠望する、石森から森吉山山頂を望む、石森下の湿原。(2012/07/21) INDEX / このページの先頭 |
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まだ登山道に八割方雪渓が残る鳥海山に登った。天気はこれ以上ないというほどの快晴。秋田市内を朝5時に出発したが、朝から太陽の光がまぶしい。秋田市内からもくっきりと鳥海山山頂まで見渡すことができた。こんな天気の良い日に鳥海山に登れることは珍しい。登山中の景色も最高で、山頂も見えるし、下界も隅々までくっきりと見渡せる。こんな天気の良い日に登山できるのは、本当に気持ちの良いものだ。ただ、今年初めての登山だったので、思いのほか疲れた。無事、下山できたが、今度からは、低山で少しトレーニングしてから登るようにしたい。その他の写真1、写真2、写真3。(2012/06/30) INDEX / このページの先頭 |
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八幡平大沼は、標高944メートルの高地にあって、周囲2キロ余りの沼の周囲が高山植物の宝庫となっている。とくに初夏を朱色に彩るレンゲツツジの群生は見事である。先週の秋田魁新聞に、大沼のレンゲツツジが咲き始めたと報道されていたので、そろそろ見頃になったのではないかと思い、遠路秋田市から駆けつけたら、ドンピシャで満開だった。あいにく霧雨状態だったが、花は少々雨模様の方が、美しさを際立たせてくれる。他の写真1、写真2、写真3。(2012/06/23) INDEX / このページの先頭 |
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角館在住の写真家、千葉克介さんの写真で有名になった「桑の木台湿原」。残雪残る鳥海山を背景に、レンゲツツジとワタスゲが咲き乱れる湿原の美しさに魅了され、多くのカメラマンが訪れるようになった。そのため、湿原が踏み荒らされ、貴重な植生が保てなくなってきた。そこで、3年間立ち入りを制限し、木道整備を進めてきた。めでたく湿原を一周する木道が完成し、今年グランドオープンした。千葉さんの写真でみるほど、レンゲツツジの花数は多くなかったが、ブナ林を抜け湿原が現れた瞬間の美しさは息を飲むほどだった。この大切な自然をいつまでも残しておきたいものだ。他の写真1、写真2、写真3(2012/06/16) INDEX / このページの先頭 |
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横手市大森町にある大森リゾート村。観光客を呼び込もうとして、スキー場斜面に芝桜を植え、芝桜フェスタを開催してから、今年で7年目になる。芝桜というのは、なかなか管理が難しいようで、かつて山内村の大松川ダムサイトに植えられ、大賑わいを示していた芝桜も、予算の削減で管理が行き届かなくなり、すっかり咲かなくなってしまった。ここでは、入場者から100円の管理料金を集めているが、いつまでも残してもらいたい風景である。他の写真1、写真2、写真3。(2012/05/27) ※撮影は2012/05/19 INDEX / このページの先頭 |
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由利本荘市東由利町の八塩山の麓に広がる八塩いこいの森、そして八塩ダム湖の周辺は、ウコンやギョイコウなどの黄桜と呼ばれる種類の桜や八重桜が数多く植えられている。どちらも、ソメイヨシノと比べ、咲く時期が遅いことから、ここでは県内で最も遅い桜まつりが開催されている。黄桜といっても、黄色というよりは、緑がかった白色といったほうがふさわしく、八重桜に比べるとまったく目立たない。それでも、好天気に誘われて、多くの観光客が訪れていた。青空のもと、桜や新緑を眺めて散策するのは、とても気持ちの良いものだ。その他の写真1、写真2、写真3。(2012/05/19) INDEX / このページの先頭 |
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手這坂の桃の花が満開になったという記事が地元紙の魁新聞に載った。週末まで見頃が続くという。これは是非見に行きたいところだが、日曜日は、災害対応の日直当番で出勤しなければならない。行くとすれば土曜日の今日(5/12)しかないのだが、あいにく今日は気温が10度を下回る異常な寒さで、しかも雨が降り続くという最悪のコンディション。それでも雨に濡れた桃の花や新緑が、しっとりとして美しかった。雨の手這坂もまたいいものだ。その他の写真1、写真2、写真3。(2012/05/12) INDEX / このページの先頭 |
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今年も桜の開花が遅く、秋田市の開花宣言が出されたのは4月24日だった。しかし、開花してからは初夏の陽気が続いたため、2日後には満開となった。開花から満開までの期間が2日間だったのは、史上最短の記録だそうだ。初夏の陽気はその後も続き、ゴールデンウィーク初日の4月28日には、葉が目立つ桜も見られるようになったが、秋田市の桜の名所、太平川堤はちょうど見頃だった。空は快晴、気温は20度を超えるポカポカ陽気で、最高の花見日和。太平川は家から近いので、毎年桜を見ているが、ここの桜はいつ見ても最高だ。他の写真1、写真2、写真3。(2012/04/28) INDEX / このページの先頭 |
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年々、春の訪れが遅くなっているように思う。地球温暖化というが、果たしてどうなのだろう。今年の春も花が遅い。4月21日になっても、桜はおろか、梅もまだちらほらといったところ。毎年、梅が咲くと地元紙に取り上げられる秋田市八橋の菅原神社だが、この日も満開までにはほど遠かった。それでも、ポカポカ陽気に誘われて、気の早い梅見客が絶え間なく訪れていた。(2012/04/21) INDEX / このページの先頭 |
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にかほ市大竹地区にある福寿草群生地で、春を呼び込む花、福寿草が艶やかな黄色の花を咲かせている。今年の冬は異常に寒い。4月を迎えたというのに、今日も秋田県内は気温が0度、吹雪になるような寒い天気だった。それでも、福寿草は健気に可憐な花を咲かせていた。この花が咲くと、遅い秋田の春ももうすぐそこだ。カメラも新しくしたし、早く春の花を沢山撮影したいものだ。(2012/04/01) INDEX / このページの先頭 |
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この時期、由利本荘市では、ひな街道と称して、市内の各地域で雛飾りを展示している。今回は、旧生駒藩の城下町で、旧家に数多くの古い雛人形が保存されている矢島町のひなめぐりを楽しんだ。町中には有料の6会場を中心として、28会場に雛人形が展示されている。写真は、大井家に飾られていた享保雛で、今から148年前の1864年に購入したものとか。座敷いっぱいに飾られた雛飾りは、豪華絢爛で圧巻である。大井家は、主屋も国登録有形文化財に指定されている。矢島は、歴史ある町なので、雛人形だけでなく、古い歴史に刻まれた建物見学も楽しめるようになっている。(2012/03/17) INDEX / このページの先頭 |
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今年の寒さは異常である。立春だというのに、秋田市内を流れる旭川がこのように凍っている。これまでの冬は、寒い日に一部が凍ることはあっても、これほど川全面が凍ることは珍しい。昨冬も雪が多かったが、今年の冬は気温の低さが際立っている。県北の大館市では、この冬マイナス19度を記録したという。まさに異常な寒さだ。暦の上ではもう春なのだから、早く暖かい日がきてほしいが、いったいいつになることやら。(2012/02/04) INDEX / このページの先頭 |