表紙写真集(2013年)

秋田の風景 秋田の行事・祭り
・初雪の山道と紅葉(由利本荘市)
・法体の滝の紅葉(由利本荘市)
・真昼岳登山と鳥海山(美郷町)
・ハスの花咲く千秋公園(秋田市)
・カタクリの群生(仙北市)
・刺巻湿原の水芭蕉(仙北市)
・福寿草の群生(にかほ市)
・雪に埋もれた駐車場(秋田市)
・大曲の花火2013(大仙市)
・海フェスタ男鹿(男鹿市)
その他
・世界遺産 中尊寺金色堂(岩手県平泉町)
・大雨の後で(秋田市)
※写真をクリックすると大きな写真が見られます。
初雪の山道と紅葉
初雪の山道と紅葉(由利本荘市)
  由利本荘市商工会大内支部が主催する「おおうち散策ものがたり」というイベントに参加した。旧大内町の名所を散策し、その後で温泉浴と豪華昼食を味わうという贅沢な内容。初めて見る場所を歩くことができたのはもちろん、小羽広館(こはびろかん)という温泉宿も初めて訪れる温泉で、とても満足できるイベントだった。写真は、その温泉宿から奥へと通じる山道の風景。数日前に降った初雪が残っているなか、陽光が紅葉に降り注ぎ光り輝いている。その美しさは息を飲むほどだった。(2013/11/16)

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法体の滝の紅葉
法体の滝の紅葉(由利本荘市)
 鳥海山麓には名瀑が多いが、中でもボクのお気に入りが「法体の滝」だ。子どもの頃から、父に連れられて来ていた場所だ。その記憶が焼きついているせいか、大人になってからも、折に触れ、度々訪れているが、いつ来てもその美しさには感動する。滝つぼに広がる堰堤は、秋の時期になべっこをする人が多い。美しい紅葉と豪快な滝、そして滝から流れる透き通った水の流れ。秋の遠足には最適の場所なのだ。この滝の上部に行くと、滝に正対するように鳥海山の雄姿が眺められる。滝に落ちないように注意しながら、その景色もぜひ見てもらいたいものだ。(2013/11/02)

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真昼岳登山と鳥海山
真昼岳登山と鳥海山(美郷町)
 奥羽山脈の一角をなす真昼岳は、眺望がよい山である。しかも、峰越林道の登山口から登ると、高低差がほとんどない稜線上の登山道を行くだけで、山頂まで比較的楽に登ることができる。そのため、以前から妻に連れて行って欲しいと頼まれていた。よく晴れた10月の土曜日、妻との約束を果たすため、友人夫妻と一緒に真昼岳に登った。岩手・秋田の山々や仙北平野の眺望の良さはもちろんのこと、タイミングよく山頂に雪をかぶった鳥海山の姿が、特に素晴らしかった。他の景色を圧倒する鳥海山の存在、これだけの山はそんなにないのではないか。今年になって初めての登山だったが、最高の天気に恵まれ、満喫した一日だった。(2013/10/19)

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大曲の花火2013
大曲の花火2013(大仙市)
 今年もまた「大曲の花火」を観覧した。今年は、夜花火が始まってまもなく、通り雨に見舞われ、びしょ濡れになるというハプニングがあったが、その後は晴れて、しかも適度の風があったので、空が煙で曇ることもなく、綺麗な花火を鑑賞することができた。大曲の花火は、全国の花火師たちの腕を競う全国花火競技会が中心になるのは当然のことだが、豪華絢爛な大会提供花火が多くの観客の目当てであることも、また事実である。しかし、あまりにも大量の花火を短時間に打ち上げるため、明るすぎて適正露出を得ることが難しいことが写真家泣かせである。(2013/08/24)

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中尊寺金色堂
世界遺産 中尊寺金色堂(岩手県平泉町)
 今年の夏休みは、秋田県を襲った過去に経験したことのない集中豪雨の影響もあって、自宅待機していることが多かった。それでも1日くらいは、どこかに出掛けたくなるもの。そこで、夏休みの最終日に、妻がかねてより行きたいと言っていた平泉に行ってみることにした。平泉は、高速道路を使えば、秋田から2時間弱で行くことができる。県外だから遠いように思えるが、秋田からは意外と近い場所なのだ。平泉といえば、何と言っても世界遺産にも選ばれている中尊寺金色堂である。国宝中の国宝ともいうべき平安時代末期の建造物で、まばゆいばかりの黄金色の建物や仏像の数々は見るものを圧倒して、その場に釘付けにする。「五月雨を、降り残してや、光堂」は、まさに芭蕉の実感を詠んだ句であることがよくわかる。(2013/08/19)

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ハスの花咲く千秋公園
ハスの花咲く千秋公園(秋田市)
 竿燈まつりが始まった。全国から大勢の観光客が秋田市を訪れている。その観光客を迎え入れるように、千秋公園のお堀に咲くハスの花が満開になった。ハスは花も葉も大柄で、これほど多くの花が咲いている様子は艶やかでとても絵になる風景だ。千秋公園のハスの花は、映画「遠くでずっとそばにいる」のなかでも、印象的な風景として描かれていたが、お堀一面に咲くハスの花は、秋田を代表する風景の一つだろう。(2013/08/04)

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海フェスタ男鹿(男鹿市)
 7月13日から28日まで、男鹿市をメイン会場とする「海フェスタ男鹿」が開催されている。7月20日の土曜日、男鹿船川港に停泊中の日本丸で、実習生による帆を掲げる練習「セイルドリル」が行われるというので、妻と二人で見学した。帆は全部で36枚。高い所は40メートル以上の高さになるが、そこまで実習生が裸足で登って、高所を横に伝い歩きしながらロープを解いていくのである。風が強ければかなり揺れるだろう。それには見ていてヒヤヒヤした。船乗りは、高所恐怖症では務まらない。すべての帆が張り終わったあとの日本丸は、さすが「太平洋の白鳥」と呼ばれるだけのことはある。青空のもと、それはそれは美しい姿であった。(2013/07/20)

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大雨の後で
大雨の後で(秋田市)
 今年の秋田は、6月に全く雨が降らなかったので、空梅雨かなと思っていたら、どうしてどうして、7月に入ってからは、毎日、雨の連続で、例年の何倍もの降水量である。とくに12日の金曜日は、1日で100mmを越す記録的な大雨で、国道13号が冠水で通行止めになるほどだった。翌日の13日、久しぶりに雨が止んだので、雄物川の堤防に散歩に出掛けたら、ご覧のとおり、河川敷のゴルフ場が水浸しになっていた。こんな風景も珍しい。梅雨前線が停滞している影響で、これからも雨の日が続きそうである。秋田で初めてとなる海フェスタが開かれているのだから、早くからっとした夏が来てほしい。(2013/07/14)

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カタクリの群生
カタクリの群生(仙北市)
 仙北市西木村八津の栗林に広がるカタクリの群生地は、20haに及ぶ斜面一面を紫色に染めて、それは見事な景色になる。例年なら4月下旬が見頃なのだが、今年は5月の連休後半になっても早咲きの一部の群生地に花が咲くだけで、ほとんどの群生地がまだ冬の装いであった。しかも、天気に恵まれず、4連休で唯一晴れの予報だった5日の日曜日も、結局は雨となってしまった。そのため、せっかく咲いているカタクリの花も花弁は閉じたままで下を向いているばかり。これだと、群生していても花のボリウム感に欠ける。本当に満開のカタクリの群生を見てみたいものである。(2013/05/05)

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刺巻湿原の水芭蕉
刺巻湿原の水芭蕉(仙北市)
 所用があって角館に来たついでに、水芭蕉が咲き始めたという刺巻湿原にも足を伸ばしてみた。いつもの年なら、もっと早い時期に咲き始めるのだが、今年の春は遅い。この日も雪が舞い散る寒さで、普通タイヤで来たことを後悔するほどだった。湿原にもまだ多くの雪が残っていて、水芭蕉の花の数も少なかった。見頃はもう少しあとになりそうだが、それでも十分見応えはあった。さすが刺巻湿原の実力である。(2013/04/20)

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福寿草の群生(にかほ市)
 今年の冬は、とても寒く、雪も多かった。こんな年だからこそ、いつにも増して春が待ち遠しい。そこで、いち早く春を告げる花、福寿草が咲く、にかほ市金浦町大竹地区の福寿草群生地を訪れた。ここは春になると毎年のように行っているが、この花を見ると、今年も春がきたと嬉しくなる。それにしても、今年は花が遅いようだ。いつもなら、3月下旬ともなると、もっと多くの花が咲いているのだが、今年は思いのほか少なかった。まだまだ寒い日が続くが、早く野の花が咲き乱れる暖かな春がきてもらいたいものだ。(2013/03/30)

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雪に埋もれた駐車場(秋田市)
 今年の冬の寒さ、そして雪の多さは異常である。2月24日の日曜日は、この冬一番の寒波到来で、朝から猛吹雪。もうすぐ3月になるというのに、一体いつになったら春になるのだろう。午前中、自宅前と駐車場の除雪(雪寄せ)をしたが、自宅前の雪は、うずたかく積み上げられた隣家の庭の雪山(もう3メートル近くになる)に積み上げるしか、もう捨て場がない。本当に困ってしまった。
 昼になって、少し風も収まってきたので、近くのラーメン屋に妻と食事に出掛けた。その途中、駐車場で見た風景は、まったく人の足跡もない、雪に埋もれた車の列だった。ここから、車を出すにはどれくらい時間がかかるのか、他人事ながら心配になってしまった。(2013/02/24)

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