湯沢市川連町で毎年行われている「川連塗りフェア」に行ったついでに、天気が良かったので少し足を伸ばして、大噴湯で有名な小安峡に行った。紅葉の最盛期には少し早かったが、少しずつ色付き始めた広葉樹が、快晴の光にとても良く映えていた。峡谷の下まで降りて見る大噴湯の迫力は凄い。橋の上から見下ろす峡谷の風景もまた見事だ。唯一の難点は、国道から大噴湯が見られる峡谷の下まで降りて、また登るのがかなりハードなこと。小安には、足腰を鍛えてから行くことをお奨めする。(2015/10/17) INDEX / このページの先頭 |
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(一社)秋田白神コミュニケーションセンターが主催する白神森林講座に参加した。予定では、白神山地の二ツ森登山と留山散策だったが、あいにく爆弾低気圧が北海道沖に停滞した影響で天気が悪く、二ツ森登山は中止だった。もう一つの留山は、雨に濡れたブナ林の趣きもまたいいということから、皆さん雨具着用でブナ林の中を散策した。留山のシンボル的存在がほぼ中央にある推定樹齢300年のブナ。留山は八峰町認定のガイドが同行しなければ入山できない所なので、貴重な機会を得ることができた。(2015/10/03) INDEX / このページの先頭 |
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北東北連携ネットワークの企画で、初めて花輪ばやしを見学した。昨年、国の重要無形文化財に指定され、ますます人気の祭りである。祭りは毎年8月19日、20日の2日間行われるが、今回は19日夜から20日朝にかけて徹夜で行われる屋台行事を見るという企画だった。見所は花輪の10町内の豪勢な屋台の飾りと、かねや笛、太鼓、三味線で演奏されるリズミカルでダイナミックな囃子である。また、3回行われるサンサと呼ばれる独特の手打ちも見所の一つ。10台の屋台は、この間、花輪駅前と稲村橋の2箇所に集結するが、10台の屋台が一斉に居並ぶ様は、豪華そのものである。徹夜で祭りを堪能するというめったにない機会を得ることができた。(2015/08/20) INDEX / このページの先頭 |
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3年ぶりに乳頭山に登った。花の百名山、秋田駒ケ岳山系にありながら、登る人が少なく静寂な登山が楽しめるので好きな山の一つである。それと、千沼ヶ原という天上の楽園のような湿原も近くにある。麓には乳頭温泉があるので、そこに泊まりながら楽しみたい場所だ。この日、天気は快晴で、最高の景色に恵まれた。乳頭山山頂からは岩手山も裾野から山頂までくっきりと眺めることができた。これまで何度も乳頭山に登ったが、このツーショットを写真に収めたのは初めてのこと。それだけで大満足だった。(2015/07/11) INDEX / このページの先頭 |
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男鹿市北浦地区にある雲昌寺は、アジサイ寺である。この寺の副住職、古仲宗雲氏が、1株から株分けして10年間で1000株まで増やしたのだそうだ。寺域一帯が真っ青に色付くアジサイの群落は見事というほかない。今年は、魁新聞に取り上げられたほか、地元テレビ局からの取材も相次ぎ、一挙にメジャーな存在となった。この日から梅雨入りした秋田だが、雨に濡れそぼるアジサイの花は風情があっていいものだ。(2015/06/27) INDEX / このページの先頭 |
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湯沢市小野の小町の郷公園で開催された「小町まつり」を見に行った。今年で48回目を迎える祭りだが、毎年7人の小町娘が選ばれ古式さながらの衣装に身を包み、小野小町の和歌を奉詠するという何とも優雅な祭りである。とても写真映えする祭りなので、一度は行ってみたいと思っていたが、ついに念願がかなった。平安絵巻さながらのとても美しい祭りである。(2015/06/14) INDEX / このページの先頭 |
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今年は花の開花が早い。桑ノ木台湿原のレンゲツツジもその例にもれず、5月中に見頃になった。例年だと6月中旬のことだから、今年は半月以上も早い。そのため、5月30日から湿原までの無料シャトルバスが運行されることになった。その初日、天気は快晴。秋田市内からも鳥海山がくっきり見える。矢も立ても堪らなくなって、妻を誘って、桑ノ木台湿原に向かった。こんなに綺麗に鳥海山が見える日はめったにない。天が与えてくれた恵みに感謝である。(2015/05/30) INDEX / このページの先頭 |
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秋田市中心部の千秋公園は、桜の名所として知られるが、桜の季節が終わると、ツツジの名所に様変わりする。桜は一斉に咲くため開花期間が短いが、ツツジは花の種類が多く、それぞれの咲く時期がずれるため、長い期間鑑賞できるのが特徴だ。二の丸奥の胡月池では、藤の花もちょうど見頃になっていた。桜の時期に比べると人出も少なく、ゆっくり鑑賞できる。気温も暖かいし、ツツジの花見もいいものだ。(2015/05/16) INDEX / このページの先頭 |
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大潟村の中央を横断する幹線道は、11キロにわたって道の両側に桜と菜の花が植えられていて、花の季節になると壮観な風景を醸し出す。新聞報道に誘われて、久しぶりにその景色に出会いたくなった。今年は桜の開花が早かったので、すでに花が散っているのではと心配したが、まだ見頃が続いていた。車で走っていると、途切れることなく、どこまでもどこまでも続く菜の花と桜。それは、見事な風景である。(2015/04/26) INDEX / このページの先頭 |
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仙北市の刺巻湿原は国道46号沿いの交通至便の場所にありながら、清冽な水の流れの中で無数の水芭蕉が咲き誇るとても美しい場所である。同じ時期に咲く、仙北市内の「角館の桜」、「西木町八津のカタクリ」とセットで花紀行として楽しむことができ、人気の場所である。水芭蕉の名所は全国に数多くあるが、山の中にあることが多く、こんなに便利な場所で、これほど多くの水芭蕉が咲くところは、ここをおいて他にないのではないか。それくらい素晴らしいところである。電車で行くなら、JR田沢湖線刺巻駅から1キロほどの場所であり、車がなくても大丈夫だ。(2015/04/19) INDEX / このページの先頭 |
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今年は春の訪れが早い。秋田県内でもっとも早く桜が咲く、にかほ市金浦の勢至公園も先週には桜が開花したという報せがあった。そこで、今週あたりがちょうど見頃になるだろうとの希望的観測のもと、今日勢い込んで出掛けてみたが、まだつぼみのままの桜が多く、少し早かったようだ。それでも日当たりのよい場所に咲く桜は、すでに見頃を迎えているものもあり、それなりに楽しめた。暖かな陽射しのもと、綺麗な桜を見るのはやはりいいものだ。(2015/04/12) INDEX / このページの先頭 |
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山形県遊佐町吹浦にある「丸池様」と呼ばれる池は、鳥海山の湧水だけを水源とする透明度抜群の池である。あまり大きな池ではないが、水温が低く、水中の倒木も朽ち果てず、そのまま龍のごとく佇んでいる。こんな素晴らしい場所が近くにあったなんて、今まで知らなかった。近くを流れる牛渡川も川底まで綺麗に見える透き通った清流で、泳ぐ魚もはっきり見える。ここはいい。最高の場所である。(2015/03/28) INDEX / このページの先頭 |
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羽後本荘駅から矢島駅まで走るローカル鉄道の由利高原鉄道鳥海山麓線。この鉄道沿線の一番の見所が鳥海山の眺望である。とくに、冬の鳥海山は雪に覆われ、全山が真白になる。冬は好天に恵まれることが少なく、このように綺麗に見えることはめったにないのだが、この日は雲ひとつなく、鳥海山の全貌を現してくれた。太陽を反射して光り輝くその様は、神々しいばかりの美しさである。たまたま、雪解けのあとの田んぼには、餌をついばむ白鳥がたくさん群れていた。ベストポジションとベストタイミング。こんな風景に出会えた幸運に感謝である。(2015/02/21) INDEX / このページの先頭 |
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秋田県仙北市の角館地区は桜の名所としてつとに有名である。とくに武家屋敷通りに咲く枝垂桜を目当てに毎年100万人以上の観光客が訪れる秋田県を代表する観光地だが、角館は桜の季節だけではない。新緑や紅葉の季節も色彩鮮やかな風景を見せてくれるが、冬は打って変わって、静寂のなか、モノトーンの墨絵のなかに溶け込んだような世界になる。角館は、四季折々楽しめる場所である。(2015/01/18) INDEX / このページの先頭 |