平成22年度 忘年会
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開催日:平成22年12月18日(土)
場所:岩手県盛岡市つなぎ温泉「清温荘」
参加者名簿  
 岩手県幹事からの提案で、とくに定例会という位置付けではなく、北東北めぐみネットのコアメンバーによる忘年会をやりましょうということに相成った。しかしながら、今回もしっかりと講師を呼んで研修会を開いた。単に忘年会で終わらせないところが、めぐみネットのめぐみネットたる所以なのかもしれない。
 今回の講師は、NPO法人 風景の生命(いのち)を守る地域づくりネットワーク 理事長の田村麗丘氏。

 「未知の国(みちのく)へ 〜 縄文街道甦生プロジェクト」というテーマで、NPO法人を設立した平成13年以降、これまでに取り組んでこられた縄文街道甦生プロジェクトについて講演していただいた。

 「縄文街道構想」については、元々、田村氏が平成11年に著した「風景と景観」で提案したものである。

 「縄文の大地」である青森・秋田・岩手。ここには一万年に及ぶ太古の生命の記憶が宿り、数多くの縄文遺跡と不思議、そして豊かな縄文のこころと恵が残されている。

 そこで、氏が代表を務めるNPO法人では、北上川最上流の地から津軽まで、北東北の中央を縦断する唯一の道である津軽街道(国道282号)と国道7号を結ぶ八幡平市から青森市までのルートを“縄文の心と恵を結ぶ歴史道”を「未知の国(みちのく)縄文街道」と提唱し命名した。

 この街道の起終点にはアイヌ語で「神々住む」意とされるイワの付く霊峰、岩手山と岩木山が聳え、沿線には縄文遺跡の最も謎の遺構である環状列石が数多く集積し、陰陽の関係にもあると考えられ日本のピラミッドと呼ばれる山々がさらに軸上この地域を貫いている。

 また、縄文時代に今の地形となった十和田湖や八幡平、縄文時代に成立した手付かずの白神のブナの森、そして縄文の血を濃く残す秋田、津軽、南部は美人の産地とされ、アイヌ語や津軽弁などの特徴ある言語、UFO目撃のメッカとされる鹿角、新郷のキリストの墓、霊場恐山も加わって、ミステリー、ロマン、ファンタジー、メルヘン、ノスタルジーといった好奇心をくすぐる伝説や民話の似合う日本に残された一大「UNKNOWN WORLD」となっている。

 このように神秘に満ち、歴史的に渡来文化圏から最も意識距離の遠い「奥」と名付けられたこの「陸奥(みちのく)」の大地を、新たに「未知の国(みちのく)」とくくったとのことである。
(「第1回未知の国(みちのく)縄文街道首長サミット」リーフレットより引用)

 会場には、未知の国(みちのく)縄文街道のポスターやPRグッズ、キャラクターグッズなどが沢山展示されていた。
  
今回の参加者名簿
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