平成17年度 第10回定例会・忘年会

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開催日:平成17年12月23日(金)
場所:岩手県盛岡市繋温泉「清温荘」
 めぐみネットワークも回を重ねること10回目の定例会となった。何事も継続は力であるということを実感させられる会合であった。
 今回は、忘年会を兼ねて繋温泉「清温荘」で開催された。講師は、協働組合ライフサポートかまいし理事長の八幡徹也氏と、岩手大学学長の平山健一氏である。

 始めに八幡氏からは、「地域連携軸事業への取組み」と題して講演があった。八幡氏は、地域連携活動に長年携わっており、北緯40度Bライン連携軸推進協議会の活動を通して、岩手と秋田の連携活動を行っている。また、北東北広域連携推進協議会などの事業にも関わってこられた。また、現在は、ライフサポートかまいしの理事長として地域貢献活動にも熱心に取り組まれている。

 続いて、平山学長からは、「大学と地域の連携から」と題して講演があった。岩手大学というと、すぐにINSを思い浮かべてしまうほど地域に根ざした地元企業との産学官連携の盛んな大学である。この日は、岩手大学が取り組んでいる産業界との連携、市町村との連携、高校との連携、大学間連携、地域との連携、国際交流、銀行・メディアとの連携など様々な形の連携についてお話があった。
 岩手大学は法人化を機に、これまでの地域共同研究センターを地域連携推進センターと改組し、教育分野も含んだ幅広い連携に取り組んでいる。「岩手大学では地域貢献とは言わない。地域貢献という言葉は、大学が一段高みにたった言葉。だから、同じ目線にたった『地域連携』という言葉をあえて使っている」というお話が印象的だった。
 平山学長が唱える互恵・互助(ギブ・アンド・ギブ)、継続性(恵み巡る)は、そのまま北東北3県連携のキャッチフレーズにもなっている。

 まれに見る大雪にもかかわらず、3県から36名の参加者を得て、熱心な討議が重ねられた。まさに継続は力である。
 
 引き続き、第2部の懇親会。恒例により、岩手県副知事の竹内氏から乾杯の音頭を兼ねてあいさつがあった。各県持ち寄りの地酒を堪能し、夜の更けるのも忘れ、心ゆくまで語り合った一夜であった。
 翌朝は、一晩で60センチ以上もの降雪に見舞われ、どこに車があるのかわからないほどの大雪だった。早く帰る予定の平山学長など、他の人たちの車の雪寄せも手伝うというハプニング。結局、和気藹々と雪寄せに精出すメンバーの姿もまた微笑ましいものだった。

今回の参加者名簿
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