平成18年度 第11回定例会
「秋田ラウンドin鳥海高原」

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開催日:平成18年7月8日(土)
場所:秋田県由利本荘市「ユースプラトー」
 平成18年度最初のめぐみネットワークは、秋田県由利本荘市の鳥海高原ユースプラトーで開催された。前々回、青森県の開催地が間近に岩木山の雄姿を拝むことが出来る場所だったため、それに対抗して秋田県でも鳥海山の麓での開催と相成った。あいにく、目の前に見えるはずの鳥海山は、厚い雲にはばまれ、目にすることが出来なかった。誠に残念である。
 めぐみネットワークの秋田県代表、佐藤喜盛副会長によるあいさつを皮切りに、第11回の定例会がスタートした。
 最初の講師は、地元矢島で酒造業を営む大井仁史氏。大井氏は天寿酒造株式会社の専務取締役で、大井氏のお兄さんが社長として頑張っている。
 筆者(木村)の生地が矢島で、子どもの頃、父が毎晩飲む酒が天寿だったので、天寿には郷愁のような思い入れがある。「この酒で百歳まで。美酒天寿」というTVコマーシャルも印象深い。
 秋田の酒を海外に輸出しようと県では力を入れているが、その代表となって頑張っているのが大井氏である。この日は、美味しい天寿の差し入れもいただいた。
 続いて、山形県金山町で「暮らし考房」を主宰する栗田和則氏から「農山村の可能性〜山里に暮らす豊かさ〜」と題して講演があった。栗田氏のこれまでの実践活動に裏打ちされた言葉だけに、心に響く、ずしりと重い内容のものであった。男女共同参画について、行政で偉くなる女性は、男のような考えや行動スタイルを取っている人が多いように思う。もっと女性らしい視点が必要という言葉には、妙に納得させられた。

栗田氏のレジュメ
 
 この日の会合に集まったのは、過去最高の52人。山形県と境を接する鳥海山の1合目という、決して交通の便が良くない場所に、これだけの人が集まったのは特筆すべきことである。しかも、今回は、他県からの参加者が28名と多かったことも、非常にありがたかった。
 肩肘張らず自然体で行ってきためぐみネットワークの成果と言えるだろう。
 恒例の懇親会は、めぐみネットワーク会長の青森県西堀氏の乾杯の音頭で幕開きとなった。当初、岩手県副知事や秋田県副知事も参加の予定だったが、公務で欠席となったのは残念だった。
 懇親会は、各県持ち寄りの地酒で大いに盛り上がったが、今回は大井氏の影響で、天寿の酒が多かったように思う。当初、帰る予定だった地元の大井氏も泊まらざるを得なくなるほど、この日も深更まで議論に花が咲いたのは言うまでもない。

今回の出席者名簿
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