平成18年度 第12回定例会
「岩手ラウンド‘06」

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開催日:平成18年12月23日(土)
場所:盛岡市つなぎ「清温荘」
参加者名簿  
 最初は、岩手日報(株)東京支社記者の神田由紀氏から、「分権時代の住民力」と題して講演があった。神田さんは、今年1月から6月まで岩手日報に「とことん住民力」という特集記事を61回にわたって連載している。
 これからの地域を維持し、活性化していくには、「地域コミュニティの再生」と「住民力を高める」ことが重要と訴える。個人的には、むらのコミュニティを取り巻く課題として挙げられた、限界集落ならぬ限界市町村がすぐ目の前に迫っているという話が衝撃的だった。
 二番手は、NPO秋田岩手横軸連携交流会理事で、歴史と文化創造部会長の大村みつ子氏から、「秋田街道物語 〜街道が発信する文化と地域活性化の可能性〜」と題してl講演があった。
 秋田街道とは、盛岡藩と秋田藩を国見峠(現仙岩峠)を通って結ぶ江戸時代の旧街道。今の国道46号に当たる。大村さんは、盛岡から国見峠を通って角館に至る旧街道沿いの名所旧跡を紹介してもらった。とても興味深い内容で、是非、一般の人が参加できるような国見峠を歩くイベントを開催してほしいものだ。
 今回の参加者は、講師を含めて29名だった。年末の忙しい最中、しかもクリスマスイブの前日の土曜日という家族持ちには厳しい条件のなか、集まってくれる仲間には本当に頭が下がる。こういう仲間の存在が12回と回を重ねてきた原動力である。
 北東北めぐみネットワーク会長、西堀清和氏のあいさつで、第2部懇親会兼大忘年会のスタートした。いつものように、壇上には各県自慢の地酒が居並ぶ。
 西堀会長のあいさつに先立って、この10月交通事故で突然死されためぐみネットワーク前会長の佐藤尚武氏に対し、黙祷が捧げられた。
 乾杯の音頭を取るのは、北東北連携推進協議会の賢木新悦会長。忙しいなか、毎回参加していただいているのは、ありがたい限りだ。
懇親会シーン その1

 各県持ち寄りの自慢の地酒を、一升瓶から直接注ぎあうのがいつものスタイル。「まあ、まあ、お一つどうぞ。」
懇親会シーン その2

 いつの間にやら座も乱れ、中央に車座になって語り合う。輪の中央には一升瓶が鎮座ましている。
懇親会シーン その3

 今日の講師と、懇親会で酒を酌み交わしながら、トコトン議論を尽くして語り合うのも、この会の特徴である。
懇親会シーン その4

 シーンその2の車座のメンバー。カメラに向かって「はいチーズ」。その後ろを何気なく、岩手県の佐藤守さんが、グラス片手に通り過ぎる。
 
懇親会シーン その5

 お膳の上に並ぶ料理の数々。ほとんど手を付けられていないのは、もったいない限りである。皆さん、話に花を咲かせるのもいいけれど、少しは料理も口にしましょう。
今回の参加者名簿
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