平成29年度 第31回定例会
「盛岡ラウンド」

TOP
定例会
連携ウオッチング
リンク集
参考資料
開催日:平成29年12月16日(土)〜17日(日)
場所:岩手県盛岡市繋温泉「清温荘」
参加者名簿  
「岩手のふるさと振興と幸福をキーワードにした次期総合計画の策定について」
 岩手県政策地域部政策推進室
               小野 博 氏

 岩手県の小野さんから、「岩手県ふるさと振興総合戦略」の内容と取組、「次期総合計画の策定」について講演してもらった。
 特に、次期総合計画の策定については、「幸福度」をキーワードとして、県の政策を展開させていくという、とてもユニークなものだった。幸福度を計画策定に活かすことによって、
@行政が幸福度指標の策定や関連の調査等を行うことを通じ、「課題の発見」や「政策の優先順位」を見定めることに役立つ。
A政策を施策ベースから成果ベースにしていく可能性が開ける。
B幸福度という横断的な視点を導入することで、縦割りになりがちな政策を総合化することに通じる。
C政策策定のプロセス等に住民が参画することで、「自分たちの地域をどのような地域にしていくか」という自治意識や地域への関心・愛着につながる。
とのこと。
計画は2019年度から2028年度までの10年間。どのような計画になるのか楽しみである。

1 岩手の地方創生「ふるさと振興」の展開
1-1 岩手県の人口の推移
1-2 東北6県の人口の動向
1-3 東北6県の人口増減率の推移
1-4 東北6県の自然増減率の推移
1-5 東北6県の社会増減率の推移
1-6 岩手県の年齢階級別の社会増減
1-7 北東北・宮城県の年齢階級別の社会増減(RESAS分析)
1-8 岩手県からの県外転出における転出先
1-9 都道府県別の社会増減
人口減少社会の特徴に即した地方創生施策の展開

2 岩手県の時期総合計画の策定
2-1 幸福度を巡る動き
2-2 自治体の総合計画と「幸福」
2-3 幸福度の政策的な意義
2-4 岩手県における幸福度研究
県民意識調査結果の分析結果
@主観的幸福感(重視した項目)
Aソーシャル・キャピタル(定義)
Bソーシャル・キャピタル(属性別)
C12の幸福領域
2-5 次期総合計画策定のプロセス
「ILC 国際リニアコライダーについて」
 岩手県政策地域部科学ILC推進室
              佐々木 淳 氏

 続いて、科学ILC推進室の佐々木淳さんから、ILCプロジェクトの進捗状況の説明があった。
経済効果が20年間で約4兆5千億円、雇用誘発効果が約25.5万人というビッグプロジェクト。岩手県の北上山地に夢の施設が出来ることを北東北として応援していきたい。

今回の参加者名簿
▲ページトップへ戻る