平成19年度 第13回定例会
「青森県南部町ラウンド」

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開催日:平成19年7月14日(土)
場所:青森県南部町チェリウス
参加者名簿  

 平成19年度最初のめぐみネットワーク定例会は、青森県南部町の農林漁業体験実習館チェリウスで開催された。周辺一帯は、チェリリン村と呼ばれるさくらんぼ農園で、ちょうど収穫したばかりさくらんぼが所狭しと並べられたテントの群れが、道の両側を占拠していた。
 始めに、めぐみネットワーク会長の西堀清和氏から開会のあいさつがあった。西堀氏は今年から三八地域県民局地域連携部長を務められており、お膝元での開催となった。

 今回のテーマは、「地域そして人、つなげる、つながる 〜ホスピタリティの必然と偶然〜」である。
 最初の講師は、地元南部町役場に勤務する横山悟氏。横山氏は、農林課グリーンツーリズム推進室主査としてグリーンツーリズム推進の仕事をされている。今回は、「創意と工夫 おもてなしの心が宿る 達者村に向けて」と題して、都市と農村の交流を目指して作られた「達者村」の取組みについて話をされた。

達者村の取組はこちら(pdf)
 
 二人目の講師は、中居食品容器(株)代表取締役社長の中居雅博氏。中居氏は、八戸エコ・リサイクル協議会の活動を通じ、地域で環境リサイクル活動を行っていたが、平成14年に、環境に対応した屋台村として、「八戸屋台村みろく横丁」を設立し、成功に導いた人物としてつとに有名だ。八戸屋台村は、八戸新幹線開業に合わせて、八戸を訪れるお客様に対するおもてなしの目玉として作られたものだそうだ。併せて、中心商店街の活性化、若手起業家の育成、地産地消、スローフードなど、様々な要素を併せ持つ八戸観光の中心基地的役割も担うようになっている。中居氏の話しぶりには、成功に裏打ちされた確かな自信が満ち溢れていて、説得力十分な内容だった。
中居氏のレジュメ(pdf)


 第2部懇親会は、北東北連携推進協議会会長の賢木新悦氏のあいさつで始まった。
 開会に先立ち、この3月にがんで亡くなった秋田大学名誉教授 清水浩四郎先生を偲んで黙祷が捧げられた。清水先生は、北東北連携推進構想の策定委員長を務められ、このめぐみネットワークの生みの親と言っても過言ではない。
 昨年の佐藤尚武前会長に引き続き、半年余りの間に、2人の重鎮を亡くすことになってしまったのは、痛恨の極みである。

 乾杯の音頭は、岩手県副知事の竹内重徳氏が執り行った。竹内副知事は、懇親会に出席された後、宿泊されずに8時過ぎの新幹線で帰られた。忙しいなか、駆けつけてくれた竹内副知事に感謝である。

 「rakra」という北東北3県の情報誌を発行している(有)あえるクリエイティブの角館勉氏から、「rakra」の紹介があった。JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール5月号」に掲載された、盛岡ロングステイの記事も角館さんが書かれたものだそうだ。

 地元、南部町で農業観光を実践されている泉山茂氏。泉山さんは、青森県で初めて西洋ナシの「ゼネラル・レクラーク」の栽培に成功した人物だそうだ。今回のめぐみネットワークには、リンゴや西洋ナシ、桃、プラムなど様々な果樹から作られたフルーツワインを提供していただいた。

 恒例の各県から持ち寄った地酒の紹介。岩手県からは、高橋千里さんが、思いっきりの笑顔で岩手の酒を紹介していた。

懇親会シーン その1

夏なのに、南部町は寒かった。秋田から行くとその違いは歴然で、気温で10度ほど低かっただろうか。懇親会でも羽織を着ている人が目立つ。

懇親会シーン その2

岩手県の佐藤守さん、一関市の高橋千里さん、青森県の西堀さん、秋田県の金子さんと、県や市町村の垣根を越えて、話がはずむ。これが連携の醍醐味だ。

懇親会シーン その3

 講師の中居さんをはさんで、話の輪ができる。講師とトコトン話ができるのが、めぐみネットの良さだ。

懇親会シーン その4

森さん、ちょっと行儀良すぎませんか。

懇親会シーン その5

渋谷さんと佐藤守さん、何やら楽しそうですね。

懇親会シーン その6

真剣に、賢木さんの話を拝聴しております。
今回の参加者名簿
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