Diary 2001. 10
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10月15日 (月)  OFF

日経ホーム出版から「日経おとなのOFF」という雑誌が創刊された。人生を豊かに生きるため,オフの時間をいかに有意義に過ごすかが見直されている証しだと思う。そういう意味から,県が掲げた「遊学3000」という発想は,時宜を得たものだということができる。寺田知事の発想の豊かさ所以である。これからは,オフをいかに生きるかでその人の価値が決まる時代。そういう意味からしてこの雑誌のコンセプトは理解できる。ただ,特集記事の「愛あふれる2連泊の宿」で紹介された宿の値段の高さには納得しがたい。1泊3万から4万の宿に男女二人で連泊できる層が果たしてどれくらいいるのだろう。また,男女二人に限っているのも気にかかる。読者層を子どもを育て上げ悠悠自適に暮らしている中高年の夫婦に絞っているのだろうか。と指摘したい点は多々あるが,こういう雑誌が生まれたことには拍手を送りたい。


10月14日 (日)  秋田サティ

マイカルが倒産してから,初めて秋田サティに行ってみた。すっかり様変わりしちゃって,本屋は売り場が縮小されて,新刊本や週刊誌はほとんど置いてないし,1階の食料品売り場も,銀だこやサボテンなど東京資本の人気テナントは撤退して店がなくなっている。あと,惣菜コーナーもこれまでレジで一括精算でよかったのに,今はその場で現金精算。第一,商品そのものの種類が少なくなっている。こんな状況じゃ,そのうち誰も買い物に行かなくなるだろうなと思った。サティも今再建に向けて必死の努力をしているのだろうが,一度倒産してしまうと取引先の信用ががた落ちだから,やむを得ないことなのかもしれないが,経済の厳しい現実を垣間見た気がした。今日のサティは,客よりも店員の姿が目立っていた。


10月11日 (木)  ヤフー掲示板

昨日,一昨日と,とにかく忙しくて眠い。一昨日は,湯沢出張から帰った後,「健やか親子」という計画の検討会。昨日もまた,午後4時から12時まで,延々と8時間も休憩なしで検討を行った。午前様で帰ってから食事を取り,風呂に入るのも億劫ですぐ寝たんだけれど,それでも午前2時。今日は,さすがに残業せずに帰ってきた。明日はまた横手に出張だから。

今日,何気なくヤフーの掲示板を眺めていたら,裏県庁掲示板と県庁臨時職員の2つのトピを発見。匿名をいいことにみんな好き勝手なことを書き込んでいました。県職員も鬱屈しているんだなと思った。


10月7日 (日)  行楽日和

もう,前回日記を書いてから1ヶ月が経とうとしている。この間,忙しかったこともあるのだが,もう少し書かんとね。

ちょっと,薬師寺に行きたくなった。薬師寺は白鳳の大伽藍の整備が着々と進み,今は大講堂が建築中である。金堂や西塔は1000年以上の樹齢の木材を使って建築されたそうだが,そんな木はもはや日本にはなく,あっても新たに林道を作らなければ切り出せないとかで,台湾から取り寄せたそうだ。壮大なロマン。これにかけた男たち。まさにプロジェクトXの世界だ。そういう世界に触れたかったのと,もう一つが平山郁夫の壁画。これも30年近い歳月を経て描かれたもの。平山画伯が直接シルクロードを旅されて,描いたものだそうだ。ここにもロマンがある。そんな薬師寺を見て,元気をもらいたかった。

1日限りの強行軍で疲れたが,少し元気を分けてもらって今朝方寝台で帰ってきた。


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