Diary 2004. 3
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3月6日 (土)  歯医者と床屋

今年1月から歯医者に通っている。通い始めたのは、歯茎が腫れて歯磨きをするときに歯が沁みてきたせいなのだが、歯医者に行ってすぐにむし歯がみつかった。さらに別の歯の歯根が炎症を起こしていることもわかった。虫歯の治療はすぐに終わったが、歯根の消毒には時間がかかった。歯茎の腫れの原因も一つにはその炎症があったのだ。その治療が終わり、先週やっと銀歯を詰め終わったら、今度は別の歯のむし歯がみつかった。どうしてこんなにむし歯が見つかるの。前のむし歯は、歯に何か吹き付けられると、沁みてすごく痛かったのに、今度のむし歯は何も痛くないのだ。ホントにむし歯だったのかなぁ。痛くなるまえのごくごく初期のむし歯だったのかもしれないけれど。この分だと、歯医者通いは当分続きそうです。

午後からは、ほぼ3か月振りに床屋に行った。茨島に引っ越してから、何度か近くの床屋に通ったのだが、今一つ思い通りにならない。そこで、前に通っていた泉の床屋に行くことにした。泉の床屋に鞍替えしてから今日が3度目。今回は髪型の希望を言うまえに、「いつも通りでいいですか」と聞いてきた。3か月振りだというのに、しっかりと覚えていてくれる。そのことへの快感。実に気持ちがいい。多少遠くても通い慣れた床屋はいいなぁ。当分、その泉の床屋へ通うことになりそうである。


3月5日 (金)  湖月の蕎麦&たそがれ清兵衛

今日は能代出張。昨年12月以来である。能代出張というと、「ラーメンの十八番に行けていいですね」とよく言われる。能代出張といっても、ボクが行くのは能代の入口にある木材高度加工研究所なので、十八番まで行くとなると目的の場所をかなり通過してしまうことになる。しかも十八番といえば、秋田で最も人気のあるラーメン店。食べるまでかなり待たされるのを覚悟しなければならない。そこまでして、ラーメンを食べるほどのこだわりはボクにはない。しかも一人でとなるとなおさらだ。というわけで、能代には何度も出張しているのだけれど、十八番には一度も行っていない。いつかは行きたいとは思っているのだが。

今日の昼食は、金足にある手打ち蕎麦の店「湖月」にしようと思っていた。ところが、店に行ってみると「建物が老朽化のため使用することができなくなったので、2月一杯で終了します」との張り紙が入口に張ってあった。以前、やはり能代出張の折りに寄ったときは、種蕎麦の天ぷら蕎麦だったので、今度は盛りで直接蕎麦を味わいたいと思っていたのだ。もう食べられないとなると、その思いが一層募る。仕様がなく昼は、琴丘の道の駅で肉鍋定食を食べた。肉鍋に卵が入っていなかったのが少し残念だった。それと、サービスコーヒーが冷めてぬるかったことも。

金曜日の日記はまだ続きます。

今日は、テレビで「たそがれ清兵衛」をやっていた。日本アカデミー賞を総なめにし、今回は本場アメリカのアカデミー賞の外国語作品賞にノミネートされた映画である。こんなに早くテレビで見れるとは思ってもいなかった。最近、映画館に行くこともなくなってしまったので、評判は聞いていても見るのは初めてだった。

「たそがれ清兵衛」は正直いって感動した。映画館でみていた妻から「それほど面白くないよ」と聞かされていたのだけれど、いやいやどうしてどうして、久々によく出来た映画に出会った気持ちだ。原作を書いた藤沢周平はボクが好きな作家の一人なのだが、その藤沢ワールドをここまで忠実に描ききれるのはすごいことだと思う。藤沢作品は、江戸時代の地方の藩役人の暮らしを描いているものが多いのだが、今の地方公務員に相通じるものがそこかしこにある。同じ公務員として、そこに共感を見出したりするのだが、平板なだけに映像にはしにくいのかもしれない。藤沢作品の映画化はこれが初めてなのだそうだ。

宮沢りえもよかった。少女時代からテレビで活躍していた人だけに、こんなにいい女優になったんだなぁということが、すごく新鮮だった。こういう映画を観ると、日本の映画も悪くないなぁと思う。


3月4日 (木)  寒の戻り?

3月になって、もう春の萌しがすぐそこまで来ていたというのに、いきなり強烈な寒の戻りです。昨日なんか今年初めて真冬日だったっていうからホント驚き。ホントに3月なんだろうね。そういや、2月に20℃近くまで気温が上がったっていうのも、おかしかったからね。異常気象?って言うのは簡単だけど、地球のメカニズムのどこかがおかしくなっているのかな。

先日、秋田大学で秋田再発見というシリーズものの市民講座を受講したけれど、そのなかで秋田は今後100年で平均気温が2℃上昇するんだとか。これも地球温暖化が原因で、その最大の要因が二酸化炭素量の増加によるもの。そろそろ、生活考えなくちゃいけませんね。でも、発展途上国の人口増加が納まらない限り、地球温暖化をとどめることは望み薄なのかもしれない。いつまで続くんだろう、この自滅への道は。


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