表紙写真集(1999年〜2000年)

秋田の風景 秋田の行事・祭り
・雪晴れ(秋田市)
・晩秋(大潟村)
・紅葉狩り(秋田市)
・すすきと鳥海山(仁賀保町)
・鳥海山花立高原(矢島町)
・実りの秋秋田市)
・秋田城址(秋田市)
・八橋油田(秋田市)
・水心苑(秋田市)
・千秋公園 (秋田市)
・太平山を望む (秋田市)
・正月風景 (秋田市)
・白神山地 (藤里町)
・秋田県立大学秋田キャンパス(秋田市)
・風力発電(秋田市)
・小安峡(皆瀬村)
・蚶満寺(象潟町)
・秋田港セリオン(秋田市)
・カタクリの里 (西木村)
・大曲の花火(大曲市)
・千秋公園つつじ祭り(秋田市)
・チューリップ祭り(若美町)
・桧木内川堤の花見2000(角館町)
・雪上野球大会 (東由利町)
・紙風船上げ(西木村)
・秋田文化デザイン会議‘99(秋田市)
・ドンパン祭り(中仙町)
その他
・名古屋城の桜 (名古屋市)
・森吉山のなめこ (森吉町)
・りんごの実 (秋田市)
・日本海フェリー秋田港出港(秋田市)

雪晴れの秋田雪晴れ
 20世紀も押しつまった12月30日(土)。冬にはめずらしく快晴となったこの日,近くの泉ハミングロードに散歩に出た。クリスマスの頃から厳寒の冬将軍が居座りつづけた秋田地方だが,ようやく暖気が訪れたようだ。泉小学校付近の空き地では,スキーをする親子連れの姿も見られ,のどかな年末のひとときを楽しんでいた。
 今日は,秋田市民の心のふるさと太平山が,雪で化粧した優美な姿を市民にくっきりと見せていた。(2000/12/30)
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晩秋の大潟村晩秋
 11月25日,小春日和に恵まれた秋田県地方。車を走らせて大潟村に向かった。世紀の干拓事業で,琵琶湖に次ぐ日本第2位の広さを誇った八郎潟が一大農地と生まれ変わった。東京の山手線がすっぽりと入る広さをもつこの大潟村。すでに秋の収穫も終え,ひっそりと静まり返っていて,野鳥の楽園となっていた。木々の葉もすっかりと落ち,これからやってくる長い冬に備えているようだ。(2000/11/26)
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仁別の紅葉紅葉狩り(秋田市)
 秋田市仁別の旭川ダム管理地の紅葉(もみじ)の林が見事に色づいていた。久しぶりに表紙写真を更新しようと,紅葉を愛でに太平山中腹の仁別森林公園に向かったところ,緑の林の中に突如として真っ赤な林が出現した。あまりの鮮やかさに吃驚して車を止めて写真を撮った。秋田市内にこんな場所があったとはこれまで知らなかったが,隠れた紅葉のスポットなのだろう。カメラを手にしたアベックや家族連れで賑わっていた。また周囲は広々とした芝生が広がっており,子ども連れのピクニックには最高の場所である。
 今日は天気も良く,青空のもとで紅葉が綺麗だ。帰りは近くにあるザ・ブーンで温泉に入って来た。2週続きの温泉三昧。最高の贅沢である。他の写真はこちらでどうぞ。(2000/10/28)
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すすきと鳥海山すすきと鳥海山(仁賀保町)
 10月3連休の初日,好天に恵まれた秋田地方。先週,雲に隠れてその雄姿をカメラに納められなかったのが,残念で,また,鳥海山を訪れた。
 仁賀保高原は,すすきが一杯だった。ここから眺める鳥海山はその全貌を我々の眼前に見せてくれるため,とても雄大である。日本海から真っ直ぐにのびる稜線もくっきりだ。標高2236メートルと,東北第2の山であるが,独立峰で,しかも日本海の海抜0メートルから山頂まで一気に駆け上がるため,標高以上の高さを感じる。
 この日は,南由利原高原などにも足を伸ばし,秋の鳥海山を満喫した。詳しくは身辺雑記の「秋の鳥海山」でどうぞ。(2000/10/09)
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鳥海山花立高原鳥海山花立高原(矢島町) 
 鳥海山の麓に位置する矢島町の花立高原は,ジャージー牛とコスモスで知られる,スポーツ・レジャーゾーンである。朝靄の沼の周りには,へらぶな釣りを楽しむ親子連れが散見された。沼の周囲にはコテーコスモスジやバンガローが沢山建っているのだ。きっと,そこの宿泊者たちだろう。
 沼の手前,湿地帯の入口付近はコスモスの群生地帯であった。すでに季節の終わりを告げているのか,咲いている花は少なかったが,遅れて咲いた可憐な花もある。遅れを取り戻すかのように,目一杯,花びらを広げて咲いていた。(2000/10/01) 
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実りの秋実りの秋(秋田市)
 好天に恵まれた9月3連休中日の16日,シドニーオリンピックの各競技がスタートしたこの日は,秋田市郊外の外旭川地区から上新城地区に掛けて広がる田んぼで,コンバインによる稲刈りの作業に精を出す農家の姿があちらこちらで見られた。
 今年は,7月,8月と暑い日が続いたため,例年よりも登熟が早まり,この3連休が稲刈りの最盛期となったようだ。
 昨年は,猛暑によるカメムシ被害で,大きな被害を受けた県内農家だったが,今年は,先ほどの検査では1等米比率が100%になるなど,品質のよいお米が生産されそうだ。また,作況指数も100を超えているそうで,農家はほっと一安心といったところだろう。(2000/09/16)
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大曲の花火大曲の花火(大曲市)
 8月26日(土),秋田県大曲市で「全国花火競技会」が開催された。「大曲の花火」として全国的に有名で,年々見物客が多くなってきた。特に,近年はNHKテレビで中継放送されるようになり,お茶の間でも楽しめる祭りとなった。しかし,大曲の花火の大迫力は,テレビではとても伝えきれるものではない。実際,県外からも毎年のように足を運ぶ人が多いというが,それもうなづける。
 この日もすごい人出で,大曲市内は,人,ひと,ヒトであふれかえっていた。眼前に広がる大パノラマは,とても1枚の写真に納まりきらないが,少しでも,その光景をお伝えできればと思う。詳細は「大曲花火狂騒曲」でどうぞ。(2000/08/27)
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秋田城址(秋田市)
 秋田市の中心部から北部の土崎港に向かう途中,小高い丘陵地が見える。ここが,高清水と呼ばれる地域で,かつて北方警備のために中央政府(平安朝)の出先機関である秋田城(出羽の柵)が置かれた場所だ。今は,この丘陵地域のほとんどが国の史跡指定地となっており,かつて,この場所にあった中学校や県の施設も他の場所へ移転し,現状保存のための努力がなされている。平成の世になって,当時の政庁の入口である東門が復元された。平安の世の再現である。
 高清水というと秋田銘酒を代表するブランドだが,この地域に湧出する泉にちなんで名付けられたものである。今なおこんこんと平安の世を偲んで高清水が湧き出ている。(2000/08/20)
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八橋油田(秋田市)
 秋田市郊外の外旭川地区に広がるのどかな田園風景に何やら怪しげな物体が・・・・。これ何だかわかりますか。
 今は,原油の99%以上を輸入に頼っている日本ですが,かつては国内各地で結構採れていたものです。中でも昭和初期の八橋(やばせ)油田は,国内屈指の採掘量を誇っていました。その名残が,今もなおこうして原油を掘りつづけているのです。
 そう,これは現役の原油の採掘機。馬が首を振るしぐさによく似ていて,じっと見ているととてもかわいらしく思えてきます。(2000/07/15)
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水心苑(秋田市)
 秋田県を含む東北北部が梅雨入りした翌日の6月25日,快晴の陽気に誘われて,秋田市郊外の水心苑に出掛けた。この庭園は,昭和54年4月に開園した秋田県初の本格的な廻遊式日本庭園である。大小3つの池を中心に,約4000本もの樹木,あずまやなどが配置されている。 開園後,しばらくの間,有料の施設として利用されていたが,昨年から無料開放された。
 この辺一帯は,小泉潟都市公園として,県立博物館,レクレーション広場,ピクニック広場,テニスコートなどが整備され,若者や家族連れなど,いつも大勢の人々で賑わう県民憩いの場である。今日もまた,家族連れやカップルの姿があちらこちらで見られた。水心苑に隣接した菖蒲園は,来週あたりが見頃になりそうだ。(2000/06/25)
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千秋公園つつじ祭り(秋田市)
 秋田市千秋公園は佐竹氏20万石の居城跡であり,秋田駅から歩いて5分ばかりのところにある市民の憩いの場だ。この公園は,桜の名所でもあるが,つつじの咲くころがまた美しい。
 実は先週の土曜日も訪れたのだが,その時点では,まだ少し早かった。今日は,ほとんどの花が散り掛けていて,時すでに遅かった。今週は暑い日が続いたので,開花の進行が早かったのだろう。月曜日に訪れた人が,ちょうど見頃だったと話していたが,花の撮影はタイミングが難しい。
 奥の方に見える藤の花がちょうど見頃になっていた。  また,千秋公園の入口にあたる中土橋では,植木盆栽市が開催されていて,多くの市民が集まっていた。
(2000/05/27)
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チューリップ畑チューリップ祭り(若美町)
 秋田県若美町のチューリップ畑。色とりどりのチューリップが今を盛りと咲いている。連休をあと1日残すばかりとなった5月6日,ひさしぶりの晴天に誘われて大潟村の菜の花祭りに出掛けた。ついでに隣町に足を伸ばしたら,見事なチューリップ畑に出会えたというわけだ。
 今年は,花の開花が遅れているようで,つぼみのまま,開花を待っているチューリップも数多かった。チューリップは種類が多いので,ソメイヨシノのように一斉に咲いて一気に散ってしまう花に比べると,季節が長く楽しめそうだ。菜の花も含めて,詳細はこちら(あきた花便り)でどうぞ。(2000/05/06)
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桧木内川桜並木桧木内川堤の花見(角館町)
 4月30日,桜の名所,角館でインターネット仲間によるオフライン花見が催された。今年は,桜の開花が遅く,染井吉野がやっと咲き始めたばかりで,見頃はもう少し先になりそうだったが,それでもひさびさの陽気に誘われて,桜並木が続く,桧木内川原は,今年一番の人出となった。
 今回は,関東からの参加組も含めて総勢25人と犬1匹という多さで,インターネットの広がりを改めて感じる結果となった。(2000/05/01)
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弥高神社千秋公園 (秋田市)
 秋田市千秋公園内にある弥高神社。秋田出身の国学者「平田篤胤」と,経世家「佐藤信淵」の両大人を祀る神社として明治42年に創設され,大正5年に現在地に移築された。
 この社殿は,もと久保田城内にあった佐竹氏の氏神八幡神社の正八幡社で,文政2年(1819年)の建造であり,秋田藩が建造した神社建築として,数少ない貴重な建築物である。
 弥高の名は,秋田藩校の明徳館題額にあった九代藩主義和の「仰之弥高」にちなんだもので,この額は,現在同じく千秋公園内本丸跡にある八幡秋田神社の本殿にかかげられている。
 この日の千秋公園は,花見で賑わう季節を間近に控え,ひっそりと静まり返っていた。(2000/04/09)
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名古屋城の桜名古屋城の桜 (名古屋市)
 秋田の皆様に,一足早い春をお届けします。3月24日に名古屋城公園で見掛けた桜の花。さすがに,名古屋でも桜はまだ早いらしく,咲いているのはこの木一本だけだった。梅の花がちょうど見頃で,その模様は「旅の日記」で見てください。青空に咲く桜の花。日本人って,どうしてこんなに桜の花が好きなんだろう。ただ,1本だけの桜の花にも,心が躍らされてしまう。名古屋城では,この他に,椿,白木蓮,れんぎょうの花が咲いており,まさに色とりどりの春でした。秋田もいつまでも雪なんぞ降ってないで,花が咲くといいのにな。(2000/03/26)
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雪上野球雪上野球大会 (東由利町)
 2月27日(日),ひさしぶりの晴天に恵まれた,秋田県東由利町で,第9回雪上野球大会が開催された。この大会は,町興しの達人,佐々木三知夫氏が,冬場に雪が積もって使われることがない野球場を使って何か出来ないかと20年前秋田市で始めたのがきっかけ。その後,雪不足のため,各地を転々とし,この東由利町で開催されるようになって,今年で9年目となる。今年はNHKの「昼時日本列島」で紹介されるなど,中央テレビ局からも注目されるようになった。1メートル以上もの積雪の中で,野球をやるのは,雪に足を取られたり,ボールが雪の中に埋まってしまい,探している間にホームランになったりと,ハプニング続出で,なかなか面白い。ただ,平地でやるよりも数倍体力が必要なのがおじさんにはつらいところだ。(2000/02/27)
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紙風船上げ紙風船上げ(西木村)
 秋田県西木村の小正月行事である「紙風船上げ」が2月10日に開催された。空気を熱であたため,熱気球の原理を応用して大空に巨大な紙風船を上げるこの祭り。そもそもは,江戸時代に平賀源内がこの地を訪れ,熱で温めた風船を上げてみせたのが始まりだとか。
 一つ一つ,漆黒の夜空に火を点した紙風船が上がっていく様は,幻想的で,とても感動的だ。特に今年は,秋田県大曲市の伊藤正雄さんがインターネット上で発行しているの秋田県南日々新聞の紙風船を上げようと,海外を含め全国各地から20万円もの募金が集まった。
 その,募金によって作られた3個の紙風船も綺麗に夜空に舞い上がった。どこまでも,どこまでも,高く舞い上がり,やがては夜空の星のごとく瞬いて,やがては消えていった。詳細はこちらでどうぞ。(2000/02/12)
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太平山遠景太平山を望む(秋田市)
 自宅近くの秋操近隣公園から太平山を望む。今年はめずらしく雪のない冬だったが,先週の週末から寒波を迎え,ご覧のとおりの雪となった。今日は,良く晴れた一日だったので,雪をかぶった大平山が綺麗に見える。母校の校歌にも「天上遥かに太平山の姿はけだけし三千余尺」と歌われた,秋田市民にとっての心のふるさとである。
 手前は,テニスコートだが,雪が降っては,さすがにテニスもお手上げだ。小高い丘から,ソリで滑る下りる子どもたちの歓声が大きくこだましていた。(2000/01/29)
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2000年正月正月風景(秋田市)
 2000年の正月を迎えた。千年に一度の区切りの年。子どものころ2000年のときの自分はどうなっているのだろうと考えることがあった。だが,10代そこそこの子どもに40過ぎの自分がその延長線上にあるなんて想像もできなかった。そんな2000年が確かにやってきた。コンピュータが誤作動を引き起こすとされた2000年問題も,大きな問題は起きなかったようだ。秋田市内は,積雪もなく,穏やかな正月である。写真は,秋田市泉の平和公園から市内を一望した風景だが,ご覧のとおり家並みの屋根にも木々にもまったく雪は見られない。秋田の冬とは思えないくらいに太陽がまぶしい,そんな2000年の正月である。(2000/01/02)
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白神山地白神山地(藤里町)
 世界自然遺産に登録されている白神山地。ブナの林は,落ち葉が絨毯のように敷き詰められていた。もうじき,雪に覆われた純白の世界がやってくる。ブナは若葉が陽光を浴びてキラキラと輝く新緑の美しさがよく表現されるが,すっかり葉が落ちて,木肌が真白になる姿もまた美しいという。
 ここは,青森県境に近い,秋田県藤里町岳岱の自然観察林で,気軽に車で来て白神山地を楽しめる場所だ。もう観光シーズンも終了し,木々たちは冬ごもりを待つばかり。森閑とした風景がそこには広がっていた。(1999/11/09)
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きのこ採り森吉山のなめこ(森吉町)
 職場の仲間と森吉山にキノコ採りに出掛けた。こめつが山荘に車を置いて,スキー場のゲレンデをひたすら登る。先頭を歩く林務出身のS氏の速いこと。付いていくだけで息がぜいぜい言う。回りを見ている余裕などない。リフト降り場近くまで行って,ここら辺で林の中に入りましょうとのS氏の声で,一斉に散らばるが,キノコの種類がわからないボクは,他の人の後を付いていくだけ。散らばって間もなく,「あった,あった!!」という,K氏とT氏の声。声の方向へ向かうと,写真のように倒木の一面にナメコがびっしりと生えていた。これで晩飯にありつけたと,一同ホット一安心の瞬間でした。詳細なレポートは,こちらをどうぞ。(1999/10/24)
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あきた文化デザイン会議あきた文化デザイン会議‘99(秋田市)
 「あきた文化デザイン会議‘99」が,秋田市の秋田公立美術工芸短期大学を会場に,10月16日〜17日に開催された。
 昨年,日本文化デザイン会議秋田‘98が,延べ10万人もの観客を集め,秋田で開催された。そのとき築き上げた日本文化デザインフォーラムとの繋がりを絶やすことなく,今後につなげようと意図して開催されたのが今回の会議。規模は大幅に縮小したが,熱心に講師の話に耳を傾ける多くの市民が集まった。
 写真は,日比野克彦氏が講師を務めたワークショップ「LOVE ACTION」
 中央でマイクを持って解説をしているのが,日比野克彦氏。(1999/10/17)
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リンゴの木りんごの実(秋田市)
秋田市泉のハミングロードに植えられているりんごの木の実が赤く色づきはじめてきた。
 ハミングロードは,1キロ以上にわたって遊歩道が続く私の毎日の通勤路で,季節折々の草花が,通勤通学者の目を和ませてくれる。特に,この泉小学校脇は,りんごや柿,梨など実のなる木が植えられていて,春の花の季節も楽しみだが,秋になって実がふくらむ頃も楽しめる一粒で2度おいしいコーナーである。残念なことに,実をつける頃から青い防御ネットに蔽われてしまい,見た目がよくないが,不心得な人間から我が身を守るには,やむを得ない措置なのかもしれない。(1999/10/03)
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フェリー日本海フェリー秋田港出港(秋田市)
 今年7月8日,秋田港に待望の日本海フェリーが就航した。新潟−秋田−苫小牧を毎日結ぶ。敦賀にも週1便だけだが定期便で結ばれ,関西方面へ車で旅行なんてことも可能になった。
 今朝,雨模様の天気の中,苫小牧に向けフェリーが秋田港を出航した。朝6時40分に秋田を発ち,苫小牧到着が午後6時。ほぼ1日掛けての,のんびり旅。飛行機なら1時間弱で着くところを,こうして時間をかけて旅する。なんて贅沢なことだろう。
 今日は,乗用車よりもトラックによる貨物便が多かったが,このフェリー就航によって,これまで仙台や八戸の港を利用していた秋田の事業者も随分と便利になった。
 秋田港はこの他,韓国や中国,ロシアなどとも定期便で貨物航路が結ばれている。これから,日本海側の物流拠点港として秋田港の役割がますます高まっていく。(1999/09/19)
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秋田県立大学秋田キャンパス(秋田市)秋田県立大学
 平成11年4月に開学した秋田県立大学。秋田市に生物資源学部,本荘市にシステム科学技術学部の2学部を新設し,これまで大潟村にあった県立農業短期大学を短期大学部として併合した。学部が県内各地にまたがる蛸足大学となったが,デジタル高速情報通信網を駆使し,その不便さを解消する。
 秋田県内の大学進学率は全国的にみて低く,また,学生の収容力も低いことから,その解消と,理工系の大学を新設することにより,県立大学を核とした産学官連携による県内産業の高度化をねらっている。教授は,全国から公募制によって選抜され,民間企業からも多数採用されるなど,今からその活躍が期待される。(1999/09/05)
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ドンパン祭り(中仙町)どんぱん祭り
大曲市から角館町に向かう国道105号沿いの中仙町は,全国的に知られた秋田民謡「ドンパン節」の発祥地である。JR田沢湖線沿線の町なのに,秋田新幹線こまちが停まらないためか,田沢湖町や角館町に比べてマイナーだ。「ドンパン節」は知っていても,中仙町は知られていない。そんな思いからか,町の財産であるドンパン節を町おこしに活用しようとして始められた「ドンパン祭り」。毎年8月16日に開催され,今年で15回目を数えるが,最近は歌手の佐藤真理子さん考案のロックドンパンなども披露され,とても賑やかな参加型の夏祭りとなっている。(1999/08/17)
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風力発電(秋田市)風力発電
秋田市新屋浜に建つ巨大なプロペラ。この辺りは,元々空港があったところで,日本海から吹く風が強く,よく欠航があったという。その,強い風を利用して風力発電を起こそうと,2基のプロペラが建設されてもう数年の月日が経つ。ももさだがえる
 今では,この他に能代など数カ所に風力発電の計画がある。化石燃料を使わない新エネルギーに対する期待は大きく,今後秋田の日本海側は一大風力発電の基地になるかもしれない。
(1999/07/25)
日本海をみつめるももさだカエル
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小安峡(皆瀬村)小安峡
 皆瀬川の上流に位置する小安渓谷。新緑が目に眩しい。この撮影位置の真下が大噴湯にあたる。この日は,天気がよく大勢の観光客で賑わっていた。
 大噴湯までは,「行きはよいよい帰りはこわい」の長い階段が待っている。体力に自信のある方でも,ここの階段はちょっときついので覚悟が必要だ。
 疲れた身体を癒すのは,付近一帯の温泉旅館で温泉に浸かるのが一番。とことん山には,公営の露天風呂もある。(1999/07/11)
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蚶満寺(象潟町)たぶの木
 秋田県由利郡象潟町の「蚶満寺」にたつ樹齢1000年を超すタブの木。象潟といえば,奥の細道の芭蕉が有名である。芭蕉が訪れた最北の地がここ象潟である。当時は,海の中に無数の島々が浮かぶ,松島と並び称される天下の名勝地であったが,19世紀になって地震により地面が隆起し,海底が田んぼに生まれ変わった。
「象潟や,雨に西施が,ねむの花」 芭蕉
(1999/06/06)
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秋田港セリオン(秋田市)セリオン
 秋田港の一画にたつポートタワー「セリオン」。地上100メートルの高さから秋田市を一望する。
 最近の秋田港は変貌が著しい。日本海沿岸の物流拠点港として,韓国や中国との貨物定期航路も開設したし,今年になってガントリークレーンが設置されて,貨物の積み下ろしに要する時間が大幅に短縮された。今年7月には,日本海フェリーが就航し,北海道や敦賀とフェリーで結ばれる。これまで,貨物港のイメージが強かった秋田港だが,旅客ターミナルが出来ることによって,人の交流が盛んとなり,これからますます賑やかになることだろう。(1999/05/16)
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カタクリの里(西木村)カタクリの花
 カタクリの花言葉は初恋。恥じらう少女のようにうつむきかげんに咲くカタクリの花が,山麓の春の訪れを告げている。
 仙北郡西木村八津の「かたくり群生の郷」は,クリ林に自生したカタクリがおよそ20haにも及ぶという。最盛期には紫の絨毯のように斜面一面にカタクリの花が咲き誇り,その美しさに目を見張る。(1999/04/30)
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